主要経済指標（12月12日~16日）

日付	国名	指標名	前回（修正値）	予想	結果
13日	中国	11月鉱工業生産（前年比）	6.1%	6.1%	6.2%
	中国	11月小売売上高（前年比）	10.0%	10.1%	10.8%
	英国	11月消費者物価指数（前年比）	0.9%	1.1%	1.2%
	英国	11月消費者物価指数（前月比）	0.1%	0.2%	0.2%
	ドイツ	12月ZEW景気期待指数	13.8	14.0	13.8
	ユーロ圏	12月ZEW景気期待指数	15.8	16.5	18.1
	日本	日銀短観大企業製造業業況判断(Q3)	6	10	10
14日	英国	11月失業者数	9.8千件（13.3千件）	5.5千件	2.4千件
	英国	ILO式失業率	4.8%	4.8%	4.8%
	ユーロ圏	10月鉱工業生産（前月比）	-0.8%(-0.9%)	0.2%	-0.1%
	米国	11月小売売上高（前月比）	0.8%(0.6%)	0.4%	0.1%
	米国	11月生産者物価指数（前月比）	0.0%	0.1%	0.4%
	米国	11月生産者物価指数（前年比）	0.8%	0.9%	1.3%
	米国	11月鉱工業生産（前月比）	0.0%(0.1%)	-0.1%	-0.4%
	米国	FOMC政策金利発表	要旨は下記を参照
15日	ユーロ圏	12月製造業PMI	53.7	53.8	54.9
	英国	11月小売売上高（前年比）	7.4%*7.2%)	5.9%	5.9%
	英国	11月小売売上高（前月比）	1.9%(1.8%)	0.2%	0.2%
	英国	BOE政策金利発表	要旨は下記を参照
	英国	BOE議事録	要旨は下記を参照
	米国	11月消費者物価指数（前月比）	0.4%	0.2%	0.2%
	米国	11月消費者物価指数（前年比）	1.6%	1.7%	1.7%
	米国	12月NY連銀製造業景況指数	1.5	4.0	9
	米国	新規失業保険申請件数	25.8万件	25.5万件	25.4万件
	米国	12月フィラデルフィア連銀製造業指数	7.6	9.0	21.5
	米国	10月対米証券投資	-252億ドル		94億ドル
16日	ユーロ圏	10月貿易収支	265億ユーロ		201億ユーロ
	ユーロ圏	11月消費者物価指数（前月比）	0.2%	-0.1%	-0.1%
	ユーロ圏	11月消費者物価指数（前年比）	0.6%	0.6%	0.6%
	米国	11月住宅着工件数	132.3万件	122.5万件	109万件

14日のFOMCでは予想通りフェデラルファンド金利の誘導目標レンジを0.50~0.75％へと全会一致で0.25%の利上げが行われた。声明の要旨は下記の通り。

• 労働市場は引き続き力強さを増し、経済活動は今年中盤以降、緩やかなペースで拡大している。
• 雇用はこの数カ月堅調で、失業率は低下した。
• 家計支出は緩やかに伸びているが、企業の設備投資は依然弱い。
• 物価は今年の序盤以降高まったが、先のエネルギー価格およびエネルギー以外の輸入価格の低下もあり、ＦＯＭＣの長期目標である２％を下回っている。
• 物価上昇率は、過去のエネルギー・輸入価格の低下による一時的な影響が消え、労働市場がさらに力強さを増すにつれ、中期的に２％に向かって上昇すると予測する。
• 景気見通しに関する（上振れ・下振れの）リスクは短期的にはほぼ均衡しているようだ。

15日のイングランド銀行の政策金利発表では、全会一致で金利を過去最低の0.25％で据え置いた。そして、量的緩和の枠は4350億ポンド（約64兆円）を維持。