中国人民銀行幹部が金と銀の保有増加を提言
ブルームバーグによると、中国の日刊経済紙「Economic Information Daily」が、中国は金と銀の保有を増加すべきであるという、中国人民銀行幹部Xia Bin氏のコメントを伝えたとのこと。
「金備蓄量を適当な時期に増加させることは、人民元を国際化する戦略と一致している。」というXia Bin氏の言葉をこのレポートは引用している。そして、Xia Bin氏は、関連部門が、長期間にわたり、金価格が下がったところで購入するという戦略を取るべきと述べたとのこと。
ワールドゴールドカウンシルがまとめた2010年12月時点の中央銀行の金備蓄量においては、中国人民銀行は5位の1054.1トンとなっている。これは、10年前の2.7倍であるが、外貨準備の金の占める割合は1.6%のみとのこと。この割合は米国においては73.9%、ドイツ、イタリア、フランスなどの欧州諸国においても70%前後となっている。
また、別途ワールド・ゴールド・カウンシルが発表した2009年10月から2010年9月の1年間の金市場最新レポートにおいては、中国の金需要は、世界第2位で526.8トンとなっている。これは5年前から倍増している。
ちなみに、中国の金の輸入量は、昨年10月までで2009年1年間の5倍である209トンとなっていることを、上海金取引所代表Shen Xiangrong氏が明らかにしている。
先週中国金協会は、中国における金の消費量は、今後代替投資先として、またインフレヘッジとしての需要の伸びにより、今年度前半で15%増加する可能性があると発表した。
1月28日の市場においては、エジプトの民主化の動きが他の中東諸国へ拡大する可能性への懸念から、安全な投資先として金の需要が高まり、金価格は一日で2.5%上げた。これは昨年11月4日以来の急激な上げとなる。
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