中国の香港からの金輸入が1月に減少
香港統計局のデータによると、中国の香港からの金の輸入が、1月は32.9トンと前年比4倍となったものの、前月からは15%減少したことが明らかとなった。
世界の主要金鉱会社によって構成される非営利団体であるワールドゴールドカウンシルは、世界最大の金消費国であるインドを超え、2012年に中国が世界一となることを予想している。
中国は2011年、年間で史上最高の428トンの金を香港から輸入している。これは、前年の3倍の量。
しかし、今年1月の香港からの輸入は、過去7ヶ月で最も少ない量となった。これは、中国の旧正月(春節)を前に蓄えられた在庫の消化と、旧正月(春節)の休暇のためであろうとのこと。
中国政府は金の輸入量を公表していないため、香港統計局による中国への金輸出量は、全体の輸入量を予想する手段となっている。
多くの金市場のアナリストは、今回の中国の輸入の減少は、中国の旧正月(春節)に備え、昨年11月に103トンが輸入たように、積み上げられていた在庫の調整のためと考えている。
ワールドゴールドカウンシル極東地区のマネージングダィレクターであるAlbert Cheng氏は、今年1月と2月の中国における金の宝飾品及び地金の需要は、旧正月とバレンタインデーなどから、高いものがあるとフィナンシャルタイムズに下記のようにコメントしている。
「北京と上海の小売業によると、1月と2月の売り上げは素晴らしいものがあり、蓄えていた在庫はすべて消化したと聞いている。」
中国の金需要量は、ワールドゴールドカウンシルの最新金需給レポートによると、2011年に769.8トンとなった。これは、前年から20%増。そして、このうち顕著な増加を見せているのは、前年比38%増となった金地金と金貨の需要であることが明らかとなっている。
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