中国の金需要がインドを上回る
中国の金の需要が、世界一の金需要国であるインドを6ヶ月続けて超えたことが、金市場調査団体のワールドゴールドカウンシルの最新のレポートによって明らかになった。
2012年の第一四半期を分析する最新レポートによると、この第一四半期に、中国の金需要は、史上最高の255.2トンを記録し、昨年同期10%増となったとのこと。
それに対し、インドの需要は207.6トンと、前年同期29%減となった。
世界第一の金の需要国であるインドは、これにより、前四半期に続けて中国に需要量が劣ったこととなる。このデータは、トムソン・ロイターGFMSによって準備され、ワールドゴールドカウンシルによってまとめられている。
この世界の金の需要の傾向レポートは、ここで、ワールドゴールドカウンシルのウェブサイトでダウンロードすることで入手できる。
「更なる成長が期待できる。」とこのレポートは中国の需要に関してコメントしている。それは、「中国の投資家は高いインフレを憂慮し、そして不動産市場の制約などから、有形資産としての金への需要が高まっている。」としている。
しかし、中国の金の宝飾品の需要は、可処分所得の増加などから高まっているとしながらも、市場が成熟し、経済成長が停滞することで、その増加率は緩やかとなるであろうともしている。
中国は、3期連続で金宝飾品の最大需要国となった。また、中国は今年4月に、新しい輸入品への関税率を半分にしている。この最新レポートでは、この税率削減は、香港の税務上の優位性を高めるものであるとし、中国からの旅行者による金購入量が顕著に増加していることに注目している。
それに対し、インドは今年金の関税を倍増しており、それに抗議した国内宝飾品業界によるストライキの結果、小売の宝飾品に関する税は撤廃された。
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