世界の金投資需要が第3四半期に前年比33%増加(ワールド・ゴールド・カウンシル最新レポート)
本日発表された、今年第3四半期の金需要傾向をまとめたワールド・ゴールド・カウンシルの最新レポート(Gold Demand Trends)によると、世界の金投資需要が金需要全体を増加させる牽引役であるとのこと。
このレポートにおいて、第3四半期の金投資需要は、468.1トンと前年比33%増となった。この評価額は、256億ドルと、過去最高値であり、過去の最高値であった2010年第3四半期の139億ドルの約倍の額となる。
世界の金需要は前年比6%増の1053.9トン(評価額577億ドル)。その中で欧州における需要は、前年比135%増の118.1トンとなっている。
ワールド・ゴールド・カウンシルのマネージング・ダィレクターのMarcus Grubb氏は、「投資対象としての金の需要は高まっている。特に、不換紙幣(ファイスマネー/信用紙幣)や価値を下げている通貨に対するヘッジとしての需要などである。それは、特にユーロ圏などでは顕著となっている。」とコメントしている。
昨年購入量が売却量を上回った中央銀行の購入量は、第3四半期も伸び148.4トンとなった。なお、昨年中央銀行を含む公的機関が金の買い越しとなったのは、1988年以来のことである。
「世界のいくつかの中央銀行の公式に発表されている金購入プログラムは継続している。また、新たな中央銀行が外貨準備に多様性を持たせるために金を購入している。」とレポートは解説している。
弊社市場分析ページ「中国銀行による金購入は8月も継続される」のレポートにもあるように、今年8月には、タイが9.3トン、ボリビアが7トン、ロシアが3.6トン、タジキスタンが1.9トンの金を購入していることが、別途ワールド・ゴールド・カウンシルが発表したデータで明らかになっている。
それに対し、宝飾品の需要は前年比10%減となっている。特に、インドの需要は26%減少している。これは、この間ルピーの価値が対ドル13.2%下げたことから、ルピー建て金価格が史上最高値となったことが起因している。
中国における宝飾品の需要は、前年比13%増の131.0トンとなり、宝飾品においては中国が世界一の需要を持ったこととなる。ちなみに、中国人民元の評価額にすると48%増となる。金投資需要は、前年比24%増の60.2トン。人民元評価額では63%増。
ちなみに、インドにおいては金投資需要は、為替レートの変動により18%減となったものの、今期の金投資の総需要は78トンと引き続き世界一となっている。
*******************
資産保護のために金の購入をお考えですか。英国女王賞を受賞した、オンライン金取引において世界一の実績を持つブリオンボールトでは、日本のお客様にスイスでの金保管サービスを提供しています。




