ルピー安からインドの金需要が減少
ルピー安から、インドにおける金価格が記録的なレベルとなっている。そのために、重量ベースの金の需要が減少している。
本来、11月と12月は婚礼シーズンであるために、新婦に金の宝飾品を贈るのが慣習であることからも、金需要はピークを迎える。
ところが、今年はルピー安が進み、ルピー建て金価格が高騰していることから、その需要が抑えられ、11月のインドの金輸入量は20トンとなった。昨年が75トンから80ドンであったことからも、その減少量の大きさが分る。
ボンベイ貴金属協会会長のPrithviraj Kothari氏は、ルピー建て金価格が下がらない限り、12月の需要も同様に低くなると予測している。
この価格高騰は、ドル高に起因している。ドルは対ルピーで4月1日以来15%上昇している。それに対し、ドル建て金価格は本日ロンドンPM Fixがトロイオンスあたり1672ドルと、最高値を付けた9月6日の1895ドルからは11.7%下げている。
ボンベイ貴金属協会は、2011年のインドの金輸入量は800トンと、昨年から16%減少すると予想している。インドにおける金の需要は、主に輸入で賄われている。そのため、為替レートの変動に大きく影響を受けることとなる。
ワールドゴールドカウンシルがまとめた、第三四半期の需給の最新レポートによると、インドの金の需要は、重量にして、第三四半期に前期比23%減の203.2トン。しかしながら、評価額においては、11,125百万ドルと、7%増加している。
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