金市場ニュース

ポールソン氏のヘッジファンドが金ETF持ち高を削減

ポールソン氏のファンド会社であるポールソン・アンド・カンパニーが、第3四半期にその持ち高の36%を売却していたことが、同社が米SEC(証券取引委員会)に提出した書類によって明らかになった。

14日の届け出によると、同社のSPDRゴールド・トラストの持ち高は、第3四半期末で2030万口と、前期末の3150万口から減少している。ロイターによると、この売却量は重量にして110万オンス(34.2トン)であるとのこと。

ポールソン・アンド・カンパニーは、世界第3位の米国のヘッジファンド。同社は、サブプライムローンの危機を予見し、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)で大きな収益を上げたことでも有名である。そして、近年は、金鉱株、金ETFの運用で実績を伸ばしてきていた。そして、この金保有の目的が、短期的なものではなく、インフレヘッジであることを繰り返し強調してきている。そのような中、今年9月の金価格急落時にもあったように、ポールソンファンドが金を売却しているのではないかという噂が、度々市場を駆け巡っていた。

金に裏付けされた上場投資信託として最大規模のSPDRゴールド・トラストは、この第3四半期において、その残高を23.7トン増量している。そして、今週月曜日の時点で、この金ETFの総持ち高は1268.3トンとなっている。

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