ベトナムが通貨としての金の利用を禁止
ハノイに拠点を持つ経済サイトのVietnamicaによると、ベトナム政府が今週、金を取引の媒体目的で利用することを禁止したとのこと。
ベトナムのグエン・タン・ズン首相によって発令された法令番号24/2012/ND-CPは、金地金関連の7つの活動を禁止している。
これらは、金を取引の媒体として利用すること、金の宝飾品を中央銀行の許可なく製造すること、金地金を許可なく取引すること、首相もしくは中央銀行の許可なく金関連のビジネスを行うこととなる。
5月25日に効力を発する新しい法令により、不動産などの高額の取引の決済に金を利用することができなくなる。Vietnamicaは、「この法令によってベトナムの人々が金を取引時に利用するという慣習が変化するとは思えない。」とレポートしている。
この法令は、ベトナム政府によって行われる金地金への最新の規制となる。昨年11月には、元ベトナム国家銀行総裁のCao Sy Kiem氏が、個人が保有する金地金を「Mobilize(集める)」目的で、金の預り証を使うことを提案している。そして、現総裁のNguyen Van Binh氏もまた、今年初めに金をMobilizing(集める)する可能性について述べている。
昨年、中央銀行は、法令で市場のシェアが25%以上の企業のみに金の精錬をする権利を与えた。しかし、金の精錬会社Saigon Jewlry Coは当時市場の90%を保有していたために、事実上独占権を与えたこととなる。その上で、Van Binh氏は、中央銀行がSaigon Jewelry Coを国有化することを発表している。
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