ニュースレター(21/01/11) 金価格1343ドル
週間市場ウォッチ
本日のロンドンPM FIX金価格は、トロイオンスあたり1343ドルと、2011年初めの最高値から、ドル建てで6%、ユーロ建てで7.5%、ポンド建てで9%下げています。
これは、昨日発表された中国の消費者物価上昇率は、前回よりも下回り4.6%であったものの、昨年第4四半期のGDP成長率が9.8%と市場予想を上回り、中国政府がさらなる物価上昇を抑えるために、引き締めを強化するという見通しが市場に広がったためです。そのために、ファンドによる売りが進み、価格が大きく下落しました。
また、昨日発表された米国失業保険の新規申請件数が、事前予想を大きく下回り40万4000件に減少し、米国中古住宅販売件数が事前予想を大きく上回り、528万件と増加たことから、米国経済の回復の兆しと見られ、ドルが買われ、さらに金が売られました。
今週前半に発表された米国経済指標である、1月ニューヨーク連銀製造業景気指数は事前予想13を下回る11.92。また、ドイツの景況感指数は、事前予想を大きく上回り、ユーロが買われ、ドル安から金が買われ、一時トロイオンスあたり1376ドルと上げました。
ロンドン三井のアナリシストによると、2010年の中国の銀の輸入は、2009年の4倍である3,500トンであるとのことです。
また、中国政府当局が今週木曜日発表した、2010年の中国の銀生産量は、2009年から8.3%増加し11,617トンとなっています。また、リサイクルを含む金生産量は、2009年から6%増加し、615トンとなっています。
BullionVaultニュース
本日弊社リサーチ主任エィドリアン・アッシュのコメントが、ウォールストリートジャーナルグループの資産運用及びトラフィック量においてはトップ200のサイトMarketWatchで、中国の金需要に関する記事で取り上げられました。詳細(英文)は下記のリンクでご覧いただけます。
https://www.marketwatch.com/story/china-buys-gold-and-the-world-follows-2011-01-21
また、今週弊社リサーチ主任エィドリアン・アッシュのコメントが、ダウジョーンズの最新市場レポートで取り上げられました。この日本語概要は、下記のリンクでご覧いただけます。
今週弊社市場分析ページには、Casey Research社によってまとめられた、年間金市場予想の抜粋「2011年の金投資について」の記事が掲載されました。
また、スタンダードバンク東京支店長の池水雄一氏による、「ますます大きくなる中国の存在感」が掲載されました。
そして、同ページ金市場の需要/供給ニュース欄においては、「2011年金価格予測-GFMS(英国貴金属調査会社)は1600ドルを予測」の記事も掲載されました。
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