金市場ニュース

ニュースレター(17/09/10) 金価格1282ドル

週間市場ウォッチ

本日ロンドン午前中において、ドル建て金価格はオンスあたり1282ドルと史上最高値を更新しました。



今週初めには、中国経済指標データが予測を上回り、バーゼルⅢの新たな自己資本比率規制の合意により、量的緩和及び二番底の懸念が後退し、金価格は一時オンスあたり1243.5ドルまで下げていました。


しかし、14日に発表されたドイツの景況感指数が予想外に悪かったことに加え、アイルランドの財政への懸念と共に、欧州諸国の財政難への不安が高まり、ユーロが対ドルで値を下げる中、金価格が史上最高値を記録し、1275ドルを超えました。


15日には、日本政府の約1.5兆円を超える為替介入のニュースが市場を占め、金価格は横這い状態でしたが、16日にじわじわと上げ、金価格は1277ドルを超え、再び市場最高値を更新しました。


今週最高値更新のニュースを受け、世界の金市場で活躍され、金についての第一人者である、ワールドゴールドカウンシル日韓地域代表の豊島逸夫氏とスタンダードバンク東京支店長の池水雄一氏は、年内に金価格がオンスあたり1300ドルとなることを共に予測しています。


また、ワールドゴールドカウンシルの新規リサーチペーパーにおいて、「現在の金価格の動きは、米国の住宅バブル、ドットコムバブルや1980年年代の日本のバブルとは、統計上全く異なる。」と分析されています。


これに対し、米著名投資家ジョージ・ソロス氏は、15日ロイター主催のイベントで、「金はこれからも上昇を続けるであろう。」と述べた上で、「金は究極のバブルである。」とも語っています。ソロス氏のファンドは、645百万ドルの金を保有しています。


ビジネスウィークのシニア・エディターであるDian Brady氏は、昨日BBCのワールドサービスで、ソロス氏のコメントに関して問われ、「人々は、増刷され市場に注入され続ける通貨の現状を憂慮しているのです。そのため、どこで資産を保全すべきかを考えた時、金以外の選択肢しか考えられないのです。」とインタビューに答えています。

BullionVaultニュース

8月末から今週に至る金価格の激しい動きに伴い、昨日BBCワールドサービスで弊社リサーチ主任のAdrian Ashがインタビューを受けるなど、数々のメディアでBullionVaultが取り上げられました。その日本語による概要は、下記のリンクでご覧いただけます。


https://gold.bullionvault.jp/news.do


また、今週弊社市場分析ページにおいては、弊社リサーチ主任の「政府介入による通貨引き下げの効果について」の記事と、スタンダードバンク東京支店長池水雄一氏の「ゴールド・オプションの現状」の記事が新たに掲載されました。よろしければ、それぞれ下記のリンクでご覧ください。


http://bit.ly/alINjU

http://bit.ly/a5iTIf


さらに、同市場分析ページの金市場の需要/供給ニュースとして、「ソロス氏が今後の金価格上昇を示唆」と「ドイツのコメルツ銀行が金相場1300ドルを予測」と「金価格はオンスあたり1500ドルも」が新たに今週掲載されています。それぞれ下記のリンクでご覧いただけます。


http://bit.ly/9jCWtd

http://bit.ly/9ODvkz

http://bit.ly/9Lwzyq


なお、日本にお住まいのお客様への情報です。このニュースレターでも度々取り上げさせていただいている、金市場の第一人者ワールドゴールドカウンシル日韓地域代表豊島逸夫氏が来週金曜日に「日経マネー」主催による「日経マネーナイト」にゲストとして参加し、第二部においては分科会としてセミナーを行います。金市場の第一線で活躍されてきた豊島氏の金市場の解説を聞ける貴重なイベントです。もしご興味がありましたら、この詳細を下記のリンクでご覧ください。


http://special.nikkeibp.co.jp/money/moneynight/index.html

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ホワイトハウス佐藤敦子は、オンライン金地金取引・所有サービスを一般投資家へ提供する、世界でも有数の英国企業ブリオンボールトの日本市場の責任者であると共に、市場分析ページの記事執筆および編集を担当。 現職以前には、英国大手金融ソフトウェア会社の日本支社で、マーケティングマネージャーとして、金融派生商品取引のためのフロント及びバックオフィスソフトウェアのセールス及びマーケティングを統括。

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