金市場ニュース

ニュースレター(14/10/2011)1678ドル

週間市場ウォッチ

本日金価格は、ロンドンPM FIXがトロイオンスあたり1678ドルと、先週から1.5%上げています。

今週一週間の市場関連ニュース及びそれによる市場の反応は下記のようになります。

週明け月曜日は、週末9日に行われた独仏首脳会談で、ユーロ圏域内の金融機関につき資本増強をすることで全面合意したことを発表したことで、市場に安心感が広がり、株式市場が上げると共に金も買われることとなりました。また、今月中に対策を取りまとめることを優先するために、16日に予定されていたユーロ圏首脳会議も一週間延期することとしたことも市場は好感した模様です。

翌11日は、ユーロ圏17カ国で最後のスロバキアにおけるEFSF(欧州金融安定化基金)拡充案の議会による採決を市場は注目する中、ロンドン時間からニューヨーク時間へと移行するころに、利益確定売りで価格は下げることとなりました。

スロバニア議会は先の案を否決しましたが、今週中に再度採決を取り可決される見通しであることが伝わり、市場への影響は最小限となりました。また、米国格付け会社のS&Pがスペインの銀行10行の格下げを発表し、フィッチ格付け会社は、スペイン大手6行とイタリア大手3行を格下げしました。

12日は、EU(欧州連合)のバローゾ欧州委員長が、欧州議会で演説を行い、欧州銀行の財務体質強化へ自己資本比率の大幅引き上げ、およびギリシャへの融資の実行、ユーロ圏救済基金の拡充計画を迅速に採択することを求める方針を示しました。また、同日発表されたFOMCの議事録から、追加緩和に関するする可能性が確認されたこともまた好感され、価格は緩やかに上昇しました。

13日は、9月の中国の貿易収支が発表され、145.1億ドルと前月及び事前予想を下回るものとなり、世界の景気の牽引役である中国の外需の減少を懸念することから、株式市場が下げ、金も利益確定の売りが入ることとなりました。また、

また、フランス・ベルギー系銀行のデクシアが9日事実上破綻したことを受け、この銀行が今年欧州銀行監督機構(EBA)によって行われたストレステスト(健全性審査)に余裕で合格したことからも、このストレステストの結果の信頼性への懸念が浮上しています。

同日、スロバキア議会がEFSFの拡充策を賛成多数で承認し、ユーロ圏17カ国のすべてで議会承認が終わりました。また、S&Pがスペインの格付けを1段階引き下げました。

14日は、来月初めにカンヌで行われるG20首脳会議を前に、今晩からパリで行われるG20財務相・中央銀行総裁会議において、欧州危機への対応に進展があることへの期待から、株式が上げ金も緩やかに上昇していましたが、午後に利益確定売りが多少でている模様です。

BullionVaultニュース

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