ニュースレター(09/07/2010) 金価格1200ドル
週間市場ウォッチ
ロンドン金曜日において、今週世界株式市場が値を上げる中、金のドル建てスポット価格は、今週の2.2%の下げから1200ドルと戻しています。
米国ドルと日本円は、ユーロとポンドに対して値を上げ、ドイツ国債と英国債は、低いインフレ率のデータが発表されたことから値を上げ、利回りは下げています。
本日発行されたエコノミストにおける、金価格上昇に関する特別レポートでは、「金への需要は、一般的な投資からの収益率が望めない場合増加します。金融政策が政策金利を抑えているために、金購入機会費用は低くなっています。投資家が安全と考える、政府国債の利回りは低くなっています。多くの投資家は、このような無規律な金融政策により、インフレが発生することを恐れているのです。」と述べています。
本日のフランクフルト証券取引所へ寄稿した35億ユーロのアセットマネージャーAssenagonのチーフエコノミストDr, Martin Hufnerは、「もしインフレを恐れるのであれば、現在の価格にとらわれず、金の現物を購入すべきです。しかし、金鉱債や金証書は購入すべきではありません。また、金は金利を支払わないので、決して全てのポートフォリオを金とするべきではありません。金は、雨が降った際の傘の役割を果たすと考えるべきです。」と述べています。
今週の金価格の急激な下落については、金市場の需要/供給ニュース「金価格下落の要因: 中央銀行とBISの金スワップと中国当局の金と米国債への見解について」を参照ください。
BullionVaultニュース
金価格が大きく変動する今週も、数々のメディアで弊社リサーチ主任Adrian Ashのコメントが取り上げられました。その詳細は、下記のリンクでご覧いただけます。
https://gold.bullionvault.jp/news.do
また、先の週間ウォッチで取り上げたエコノミストの特別レポートでもAdrian Ashのコメントが取り上げられています。この記事英文全文は下記のリンクでご覧いただけます。
http://www.economist.com/node/16536800
英文市場分析ページに7月6日に掲載され、今週翻訳されたThe Daily ReckoningのBill Bonner氏の記事は、「金と日本におけるフレーション(経済現象)」というものです。ご興味がありましたら、ご覧ください。




