ニュースレター(07/01/11) 金価格1367ドル
新年明けましておめでとうございます。
金市場は昨年末から年始に、大きく相場が動きました。本年も、金市場の動きを、いち早く簡潔に皆様にお伝えするよう努めて参ります。
本年もよろしくお願いいたします。
週間市場ウォッチ
本日のロンドンPM FIX金価格は、トロイオンスあたり1367ドルと、午後1時過ぎに1356ドルまで下げた後に、値を戻しています。
これは、本日発表された12月の非農業部門の米雇用統計が、10.3万人と事前予想の17.5万人を大きく下回り、また、本日行われた上院予算委員会における証言で、バーナンキFRB議長が、金融政策の刺激策に変更がないことを示唆したため、金を含む貴金属相場が上昇することとなりました。
本日ロイター通信が伝えたところによると、バーナンキFRB議長は、「今年米経済の成長が上向いても、失業率の低下ペースはゆっくりしたものになる。そして、雇用市場が完全に正常化するにはあと4-5年かかる可能性がある。」と指摘した上で、「連邦財政赤字の削減を求める姿勢を一段と強め、削減計画を早急に導入すれば、長期的にも短期的にも経済にはプラスになる。」と主張したとのことです。
本日発表された非農業部門の雇用統計は、今週5日水曜日に発表されたADP全国雇用者数が事前予想の3倍近い増加で29.7万人となったことから、予想は上方訂正され、改善されていることが見込まれていました。しかしながら、失業率は、9.4%と多少改善したものの、実質の雇用者数は大幅に下回ったために、金が即座にトロイオンスあたり10ドル値を上げました。
その後、バーナンキFRB議長の発言が伝えられると共に、トロイオンスあたりさらに10ドル上げ、その後1372ドルから1378ドルあたりを推移しています。
今週は、ロンドンは1日から3日が祝日となっていました。4日に市場が明けると共に、休暇中にじわじわと上げていた金相場が下落しました。これは、ヘッジファンドが年明けの買いラッシュを避けて購入していた金の利益確定売りを行うとともに、株価の上昇からも金が売られたためでした。
また、3日に発表された米国の12月ISM製造業景況指数や4日に発表された米国11月製造業受注指数などと共に、欧州における経済指標もまた景気の回復を示したため、引き続き金が売られました。
BullionVaultニュース
今週の市場分析ページには、スタンダードバンク東京支店長の池水雄一氏の「2011年の金相場予測」の記事が掲載されました。
また、市場分析ページの金市場の需要/供給ニュース欄に下記の記事も掲載されましたので、よろしければご覧ください。
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