金市場ニュース

ニュースレター(24/02/2012)1777.50ドル

週間市場ウォッチ

本日金価格は、ロンドンPM Fixがトロイオンスあたり1777.50ドルと先週金曜日の価格から3%上げています。

週明け月曜日20日は、中国の預金準備率引き下げと同日行われる欧州財務相会合において、ギリシャ支援実施が合意されるという期待から、金価格は上昇上昇し、火曜日早朝の合意の報道と共に、更に上げることとなりました。

21日に入り、ギリシャ支援実施合意を市場は好感し、前日のプレジデント・デーで休日であった米国も市場に戻ったことからも、金は1760ドルを超え、昨年7月以来の水準となりました。また、円建て金価格はグラムあたり4500円を超え、昨年9月の史上最高値に次ぐ高さとなりました。

22日は、ロンドン時間午後に金は急騰すすることとなりました。これは、ギリシャ情勢が一段落したことによる、リスクオンモードに市場が入ったこと、格付け会社フィッチがギリシャを破綻が近い将来に起こるというレベルまで格下げしたこと、さらに、翌日が満期日となる3月金オプションなどが要因となり価格を押し上げることとなりました。また、急激な上げに反応したコンピュータープログラム取引が上げを増徴した可能性もあるとのことです。

23日は、ドイツのIFO景況感指数が前回及び予想を上回る数値であり、米国の週間ベースの新規失業保険申請件数もまた、雇用状況の改善を示唆するものであったために、金はトロイオンスあたり1786ドルと昨年11月以来の水準まで上げることとなりました。

24日は週末行われるG20の模様眺めで、1774から1782ドルの狭いレンジで推移しました。ここでは、欧州債務危機への対応が主に話し合われる見通しとなっています。

また、今週銀価格も昨年9月以来水準で、トロイオンスあたり35.50ドルを超えることとなりました。これは、先週金曜日から6%近い上げとなりました。

市場ニュース

  • 中国人民銀行は、市中銀行に求める預金準備率を24日から0.5ポイント引き下げ20.5%とすることを発表。
  • シンガポールが、投資目的の金を含む貴金属及びその取引の付加価値税を免除することを17日に発表。これは、今年10月1日から導入予定。
  • 20日から21日早朝まで13時間続いた欧州財務酢お会合は、ギリシャ向け第2次金融支援(追加支援)で合意。合意内容の骨子は下記の通り。
    • EUとIMFが1300億ユーロ(約13兆6500億円)を支援
    • 民間債権者が保有するギリシャ国債の元本削減率を53.5%に引き上げ
    • 各国の中央銀行が支援に参加
    • ギリシャの対GDP債務比率を現状の160%から120.5%に

BullionVaultニュース

今週、U.S. Global Investorの代表取締役Frank Holmes氏が、長く続く金の投資熱について解説している記事で、ブリオンボールトのリサーチ主任エィドリアン・アッシュのコメントが取り上げられています。この記事全文(英語)は下記のリンクでご覧いただけます。

また、エィドリアン・アッシュが米国経済サイトで著名なStreet.comで他の著名金融アナリスト共に、金市場についてインタビューされました。ここでは、なぜ債務問題を抱えるユーロ諸国の中央銀行が金売却を行わないかも説明しています。このインタビュー(英語)は、下記のリンクでご覧いただけます。

今週の市場分析ページには、下記の記事が掲載されました。

今週の主要経済指標の結果及び解説は下記のリンクでご覧いただけます。

また、今週の市場を解説しているビデオは、下記のリンクでYouTubeサイトでご覧いただけます。

https://www.youtube.com/watch?v=rG1XZG08jL4&feature=youtu.be

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ホワイトハウス佐藤敦子は、オンライン金地金取引・所有サービスを一般投資家へ提供する、世界でも有数の英国企業ブリオンボールトの日本市場の責任者であると共に、市場分析ページの記事執筆および編集を担当。 現職以前には、英国大手金融ソフトウェア会社の日本支社で、マーケティングマネージャーとして、金融派生商品取引のためのフロント及びバックオフィスソフトウェアのセールス及びマーケティングを統括。

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