金市場ニュース

ニュースレター(2013年7月26日)1331ドル 緩和早期縮小観測が後退し、価格を押し上げる

週間市場ウォッチ

今週金曜日のPM Fix価格は、トロイオンスあたり1331ドルと前週同価格から3.4%上げています。

週明け月曜日、金価格はドル建てで1300ドルを超え、過去5週間の最高値の1340ドル近くまで大幅に上げることとなりました。この背景は、先週のバーナンキFRB議長の議会証言で緩和早期縮小の観測が後退したためですが、それに加え、週末ロシアで行なわれたG20において、米緩和縮小へ転換する場合は金融市場に不安を与えないよう慎重に期すと約束がされたことも、その流れを固めた模様です。

また、ロンドン時間午後に発表された米国6月中古住宅販売件数が、前回と予想を下回ったことも、価格の上昇を支えるものとなりました。

当然、価格が上昇することで、過去最高の水準に達しているコメックスのショートポジション(空売り)の買戻し、ストップロスで更なる価格の上昇が起こる環境でもあります。

翌火曜日は、前日の急激な上げの調整で価格を多少戻すこととなりましたが、ニューヨーク時間に緩やかに上げ、コメックス終了後に、まとまった買いが入ったことからトロイオンスあたり1340ドルを超える水準に上昇することとなりました。

水曜日は、ロンドン時間午後に発表された米国6月新築住宅販売件数が49万7000件と2008年5月以来の水準となったことから、量的緩和早期縮小の観測が高まり、金価格は押し下げられることとなりました。

同日発表されたユーロ圏の7月PMIもほぼ予想を上回るもので、景況感がポジティブな方向へと変化しつつあることを示唆するものでもありました。

木曜日は、同日発表された7/19までの週の新規失業保険申請件数が前回と予想を上回ったために、緩和早期縮小の観測が後退し、ドルが対主要通貨下げ、金価格は上げることとなりました。

本日金曜日は、前日の上げの調整、また週末と来週のFOMCを控えてポジション整理も行なわれている模様で、価格を緩やかに下げています。

他の市場ニュース

  • インド中央銀行が金の輸入規制を強化したこと。詳しくは、「インドが輸入規制を強化」をご覧ください。
  • 中国の金需要が今年1000トンを超え、インドを抜き世界一になることをワールド・ゴールド・カウンシルが予想したこと。

ブリオンボールトニュース

ブリオンボールトは、今年4月に英国経済界で最も権威のある英国女王賞を国際取引部門で受賞しました。今週は火曜日にその授賞式がバッキンガム宮殿で行なわれ、弊社代表取締役ポール・タスティンが出席しました。この場で、受賞会社の代表はそれぞれエリザベス女王に紹介される機会をいただくのですが、今週月曜日に曾孫が生まれた女王陛下は、今年87歳とイギリス史上最高齢の君主で、在位期間は61年と史上2番目の長さですが、ご健在ぶりを発揮していらしたとのことです。

また、ブリオンボールトのリサーチ主任のエィドリアン・アッシュのコメントが、ウォール・ストリート・ジャーナルの経済サイトMarket Watchで取り上げられました。ここでは、金先物価格が1年以上ぶりの大幅な上げを見せた後、下げたことについて解説しています。

今週市場分析ページには、下記の記事が掲載されました。

また、今週の主要経済指標の結果と解説は、下記のリンクでご覧いただけます。

ロンドン便り

今週英国は、国を挙げてウィリアム王子とキャサリン妃の第一子の誕生をお祝いしています。22日月曜日早朝にキャサリン妃の陣痛が始まり病院に入ったとい うニュースは速報で伝えられ、メディアが病院の前で待ちかまえる中、同日夜に王子誕生のニュースが伝えられました。

このロイヤルベビーはジョージ・アレクサンダー・ルイと名づけられました。賭け事の好きな英国人の中では、ありとあらゆるものが賭けの対象となります。今 回 もロイヤルベビーの誕生を待つ中、性別、名前、体重、誕生日などが賭けの対象となっていたようです。ちなみに、ジョージという名前は一番人気でそのオッズ は3倍であったとのことです。

ウィリアム王子とキャサリン妃の若々しいながら、伝統を重んじる生き方に共感し、多くの人々は彼らのニュースに釘付けになっています。しばらくは、ロイヤルベビーがらみのニュースが英国メディアでは溢れることになりそうです。

ところで、恐縮ですが私は来週月曜日から2週間ほど休暇をいただきます。そのため、ニュースレターは2週間お休みをしますが、フェイスブックツィッターで市場情報は簡単にお伝えする予定です。よろしくお願いいたします。

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資産保護のために金の購入をお考えですか。金の調査団体であり、金現物市場を開拓しているワールドゴールドカウンシル(WGC)が資本参加をしている、オンライン金取引において世界一の実績を持つブリオンボールトでは、日本のお客様にスイスでの金保管サービスを提供しています。

ホワイトハウス佐藤敦子は、オンライン金地金取引・所有サービスを一般投資家へ提供する、世界でも有数の英国企業ブリオンボールトの日本市場の責任者であると共に、市場分析ページの記事執筆および編集を担当。 現職以前には、英国大手金融ソフトウェア会社の日本支社で、マーケティングマネージャーとして、金融派生商品取引のためのフロント及びバックオフィスソフトウェアのセールス及びマーケティングを統括。

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