ニュースレター (18/02/2011) 金価格1383.50ドル
週間市場ウォッチ
本日のロンドンPM FIX金価格は、トロイオンスあたり1383.50ドルと先週から1.4%上げています。
ロンドンPM FIX銀価格は、トロイオンス31.94ドル。その後、32.35ドルと31年来の最高値を記録しました。
今週は、中国、英国および米国の1月のインフレ関連指数である消費者指数が発表されました。15日に発表された中国のインフレ率は4.9%と中国政府が抑制目標に掲げる4%を4ヶ月連続で超える結果となりました。英国の消費者指数は、前年比4%と前月の3.7%から上昇し、米国は前年比1.6%と上昇していることからも、インフレの懸念とそれによる近い将来の金利の引き上げ観測が広がり、金価格を押し上げています。
また、チュニジアから始まった民主化の動きは、イエメン、バーレーン、リビア、イエメンなどの中東、北アフリカ諸国の民主化を求める反政府デモに広がり、そのような中イランがスエズ運河に艦隊を送ったというニュースも16日に伝えられ、金はさらに買われました。
今週の経済指標で目立ったものは、昨日発表された米国の新規失業保険申請件数が、41万件と先週発表の38.3万件を大きく上回るものとなったことです。これも、金価格を押し上げる要因と思われます。
また、本日中国人民銀行(中央銀行)が、預金準備率を50ベー視すポイント(bp)引き上げることを発表しました。これは、中国国内の高まるインフレを抑制する目的でしたが、金への影響は見られませんでした。
BullionVaultニュース
今週弊社市場分析ページには、弊社リサーチ主任エィドリアン・アッシュが、ワールド・ゴールド・カウンシルによってまとめられた2010年の金需要最新レポートを基に2010年の金需要を分析した、「金需要ー中国とインドの需要が急増」の記事が掲載されました。
また、スタンダードバンク東京支店長の池水雄一氏が今年初めの金価格の急落の背景を解説している「1月の急落金相場と実需の動き」と、丸紅経済研究所代表柴田明夫氏が、中国金利の引き上げとコモディティ市況の関連を解説している「中国の金利引き上げはコモディティ市況を冷やすか」の記事も掲載されました。
弊社市場分析ページの金市場の需要/供給ニュース欄には、「2010年の金需要の傾向(ワールド・ゴールド・カウンシル発行)」が掲載されました。
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