みずほ信託が企業年金分散投資で金ETFを組み入れる
日刊工業新聞によると、みずほ信託銀行が企業年金の運用戦略を見直し、アジア株式や、金上場投資信託(ETF)、不動産投資信託(リート)などのオルタナティブ(代替)資産を組みいれた中堅企業向けの分散パーケージ方の運用商品を4月に投入するとのこと。
これは、リスクを抑えつつも、リターンを安定的に確保したいという年金基金のニーズに対応するため。運用戦略を見直す分散パッケージ型運用商品は、従来の国内債券・株式、先進国債券・株式の4資産に加えて、金ETFやリート、ヘッジファンドのほか、新興国株式・債券。事業債など多岐な資産を組み入れ、バランスよく配分することで、収益率を向上するとともに、リスクを抑制する目的。
金ETFは、過去5年間にその残高を大幅に増加し、金価格の上昇を後押ししてきた。金相場の10年間に及ぶ上昇を背景に、著名ファンドマネジャーである、ジョン・ポールソン氏やジョージ・ソロス氏が金に投資し、中国、インドなど新興国の中央銀行も金備蓄量を増やしている。
2000年末以降の株価上昇率は9%、米国債のリターン(投資収益率)は67%に対し、金相場は5倍、銀相場は6倍に高騰している。
ブルームバーグのアナリスト調査によると、銀は今年1オンス当たり36ドルと、現行の30ドルから上昇すると見られ、金は現行の1360ドルから1620ドルに上昇すると予想されている。
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