主要経済指標（11月5日～11月9日）

主要経済指標（11月5日～11月9日）

経済指標の解説は表の下をご覧ください。

日付	国	内容	前回（修正値）	予想	結果
5日	英国	10月PMIサービス業	52.2	52.0	50.6
	米国	10月ISM非製造業景況指数	55.1	54.5	54.2
6日	英国	9月鉱工業生産 [前月比]	-1.2%(-1.0%)	-1.6%	-2.6%
	ユーロ圏	9月生産者物価指数[前年比]	2.7%	2.6%	2.7%
	米国	大統領選挙	詳細は下記を参照
7日	ユーロ圏	9月小売売上高 [前年比]	-1.3%(-0.9%)	-1.0%	-0.8%
	ドイツ	9月鉱工業生産 [前年比]	0.8%(-1.3%）		-1.2%
8日	英国	BOE政策金利発表	0.5%	0.5%	0.5%
	ユーロ圏	欧州中銀金融政策発表	0.75%	0.75%	0.75%
	米国	9月貿易収支	-442.2億USD (-43.79億USD)	-450億USD	-415.5億USD
	米国	11/3までの週の新規失業保険申請件数	36.3万件	36.5万件	35.5万件
9日	米国	11月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値	82.6	82.6	84.9

5日発表の英国10月PMIサービス業は50.6と、前回と予想を下回った。これは、2010年12月以来の低水準。また、米国10月ISM非製造業景況指数54.2と前回及び予想を下回った。

6日発表の英国9月鉱工業生産は、-2.6%と前回及び予想を下回った。前月比は-1.7%と2009年8月以来の大幅な下げ。ユーロ圏9月生産者物価指数は、前年比2.7%と前回と同水準。

米国大統領選は、オバマ大統領が再選された。同時に行われた連邦議会の上下両院選挙においては、下院は共和党が半数を超える議席を獲得し、上院は民主党が現有勢力と同数を確保した。

7日発表のユーロ圏9月小売売上高は、前年比-0.8%と前回修正値と予想を上回った。これは、スペインの小売売上高の下げから。ドイツの9月鉱工業生産は、-1.2%と前回修正値を上回ったものの、前回修正値は、0.8%から-1.3%に下方修正された。ユーロ圏債務危機の影響を示唆することとなった。

8日発表の英国イングランド銀行は、その政策金利を0.5%と据え置き、また、資産買取りを通じた量的緩和枠も、3750億ポンドに据え置いた。

欧州中銀金融政策発表でも、その政策金利は0.75%に据え置かれた。

米国9月貿易収支は、-415.5億ドルと前回から赤字幅を縮めた。これは輸出の伸びから。また、11/3までの週の新規失業保険申請件数は、35.4万件と前回及び予想を下回った。しかし、ハリケーンサンディの影響で申請が下がった可能性があり、このハリケーンの関係で失業した人々が申請するには時間がかかることなどから、この数値に影響が出るには、3から4週間必要とする可能性があるとのこと。

10日発表の11月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値は、84.9と前回及び予想を上回った。これは、2007年半ば以来の高い水準。

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