金融緩和は金投資需要の追い風に
初心者にも分りやすい金のブログとして、経済アナリスト、そして金市場の第一人者の豊島逸夫氏にも推薦されている「はじめての金読本」で、現在欧州債務危機の渦中にあるスペインの銀行不良債権問題の背景を説明した上で、この対応策として考えられる金融緩和による金投資需要への影響を解説しています。

金融緩和ありと読めば買いが膨らみ、なしと見れば手仕舞いされる。この一週間のマーケットの動きは、おおむね金融緩和がらみ。足元ではFRBバーナンキ議長の一挙手一投足に注目が集まっています。
それはさておき、今回は欧州の話題を取り上げます。
ギリシャのユーロ離脱・残留が検討されている傍らで、スペインの銀行不良債権問題が浮上してきました。かなり由々しき事態に向かっていると見て良さそうです。昨日フィッチが国債格付けを3段階引き下げました。
スペインは欧州富裕層に避寒地として人気が高く、1990年代半ばから住宅バブルに沸き立ったようです。その住宅価格がピークを打ったのは2008年、つまりリーマンショックが起きた年のことで、その後ジワジワ値を下げているというのが実情です。
問題の根っこに住宅バブル崩壊があるということです。
日経ヴェリタス2012年6月3日号の記事によれば、現在ピーク時から2割ほど下落しているとのことですが、日本が1990年代に経験したところを踏まえていえば、これはまだほんの序章に過ぎないと推察されます。
スペインはユーロ圏で4番目の経済規模を誇る国だけに、映画「ルート・アイリッシュ」の表現を借るなら、「マズイときにマズイ所」で始まった問題といえそうです。すでに地方財政も国家財政も厳しい状況にありますしね。
ここから先のことはもちろん断言など出来ませんが、スペイン問題を契機に欧州はさらなる金融緩和に動き、米国、日本も追随することになる可能性は高そうです。
金融緩和が継続すれば、遠く水平線の向こうにインフレが見え隠れするようになりがちです。そうした環境は金投資需要の追い風となります。
**************
資産保護のために金の購入をお考えですか。ワールドゴールドカウンシルが、一般投資家への金地金提供企業として推薦している、オンラインで世界有数のブリオンボールトでは、日本のお客様にも、低費用でスイスでの金地金現物保管サービスを提供しています。




