金市場のまとめ(2012年3月19日の週)
今週の市場のまとめ
2012年3月19日の週の金価格の動向とその背景、また市場ニュースをビデオでお届けいたします。
金価格は、この数週間の下落傾向とはことなり、ロンドンPM Fix価格はトロイオンスあたり1664ドルと先週末より0.4%上げることとなりました。
これは、昨日過去10週間で最低値の1628ドルを記録した後、本日ニューヨーク時間の価格の急騰によるものでした。
週明け月曜19日は、株式還元策を発表したアップルなどのIT関連株中心に買いが入ると共に金価格も上げることとなりました。
火曜20日は、中国が燃料価格を引き上げたこと、また世界最大の鉱山会社BHPビリトンが、中国の鉄鋼生産が鈍化しつつあると指摘したことも悪材料となり、株式市場が下げ、金価格も下げることとなりました。
木曜22日は、中国及び欧州の経済指標が予想を下回り、経済活動の縮小を示唆することとなり、ロンドン時間午前中に金価格は急落することとなりました。この数値とは、中国3月HSBC製造業PMIであり、これが48.1と経済活動の縮小と拡大の分岐点の50を下回り、5ヶ月連続で縮小したことが示唆されたためです。また、ユーロ圏の3月PMI製造業及びサービスもまたそれぞれ47.7と48.7と予想以上に経済活動が縮小しているものを示すものとなりました。その後、ロンドン時間午後とニューヨーク取引時間で買い戻され、1646ドルまで戻すこととなりました。
本日の急騰は、市場が下げることを予想したショートポジションにおいて、価格の上昇と共にストップロスの買いが入り価格を押し上げた模様です。
このチャートで見られるように、2008年9月のリーマンショックにさかのぼり、金価格は、本日の価格の急騰からも、長期にわたる上昇傾向は継続しています。しかし、現在は200日移動平均線の下に位置しています。
金とは異なり、銀は4週続けて価格を下げることとなりました。金曜日の銀価格のロンドンFix価格はトロイオンスあたり31ドル54セントで、先週末から2.3%の下げとなります。
今週市場ニュース
- 先週のインド政府によって発表された金関税引き上げを受けて、インドの宝飾関連通商連合がストライキを呼びかけ、各地で多くの宝飾店が今週店を閉めることとなりました。
- ロシア中銀のサイトによると、ロシアの金準備が2月に3.1トン減少したことが明らかになりました。
来週のニュースとしては、米国の製造業景況感を示す3月リッチモンド連銀製造業指数やシカゴ購買部協会景気指数、また、ドイツ及びユーロ圏の3月消費者物価指数が発表されます。
この結果、解説は、ブリオンボールト市場分析ページをご覧ください。また、ブリオンボールトフェイスブック及びツィッターでもリアルタイムで随時市場ニュースはお届けしています。
********************
資産保護のために金の購入をお考えですか。金の調査団体であり、金現物市場を開拓しているワールドゴールドカウンシル(WGC)が資本参加をしている、オンライン金取引において世界一の実績を持つブリオンボールトでは、日本のお客様にスイスでの金保管サービスを提供しています。




