米国「財政の崖」の話し合いが近い将来に決着することへの観測が金価格を押し上げる
ロンドン午前中の現物金価格は、アジアでの価格の上昇を維持し、トロイオンスあたり1725ドル近辺を推移している。
米国の「財政の崖」と呼ばれている2012年末に期限切れする「ブッシュ減税」と債務上限問題による2013年1月からの強制的な予算削減のために急激な財政の引き締めが行われることを避けるための話し合いに進展が見られたとのニュースにより、株価とコモディティ価格も先週の下げを戻すこととなった。
米国債価格がドルと共に下げる中、銀価格もトロイオンスあたり32.70ドルを超えるところまで戻し、金曜日の下げを取り戻した。
「(銀価格は、)長期の上昇基調を受け継いでいる。(しかし、)そのモメンタムは顕著ではない。」とブリオンバンクのScotiabankよりの最新テクニカルアナリシスは分析している。
「米国議会指導者とホワイトハウスは、財政の崖を防ぐために数週間以内に何らかの同意をするべきである。」と先週金曜日に米国財務長官ガイトナ-氏は述べている。
そして、「先週の話し合いにおいて、税控除見直しなどの必要性で合意した。」とレポートされている。
「米国において合意がなされれば、先行き不透明感が除かれ、金の‘Safe Haven(安全な避難場所)’という位置づけも薄れることなる。」とSaxo BankのコモディティストラテジストのOle Hansen氏が述べている。
「しかし、低金利環境がなくなるものではない。」と続けている。
先週金曜日に米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したデータによると、Comexの金先物及びオプショントレーダーの、投機的ネットロングポジションは、先々週までの4週間下げていた中、先週火曜日に増加している。
「これらの前向きな反応は、これらの数値から顕著となっている。これは、オバマ大統領が再選されたことによるものだ。」とスタンダードバンクのコモディティストラテジストのMarc Ground氏が述べている。
「市場参加者は、オバマ大統領が再選されたことにより、連邦準備制度理事会が量的緩和を継続するということに、勇気付けられている。また、強い現物需要もまた、上昇傾向を維持することをサポートしている。」と続けている。
*******************
資産保護のために金の購入をお考えですか。ワールドゴールドカウンシルが、一般投資家への金地金提供企業として推薦している、オンラインで世界有数のブリオンボールトでは、日本のお客様にも、低費用でスイスでの金地金現物保管サービスを提供しています。




