主要経済指標（9月2日～9月6日）

主要経済指標（9月2日～9月6日）

経済指標の解説は表の下をご覧ください。

 

日付	国	内容	前回（修正値）	予想	結果
1日	中国	8月NBC製造業PMI	50.3	50.6	51.0
2日	中国	8月HSBC製造業PMI	47.7	50.2	50.1
	英国	8月PMI製造業	54.6（54.8）	55.0	57.2
3日	英国	8月PMI建設業	57.0	56.9	59.1
	米国	8月ISM製造業景況指数	55.4	54.5	55.7
4日	英国	8月PMIサービス業	60.2	59.8	60.5
	ユーロ圏	7月小売売上高（前年比）	-0.9%(-1.1%)	-0.4%	-1.3%
	ユーロ圏	第2四半期GDP	-1.1%	-0.7%	-0.5%
	米国	7月貿易収支	-342.2億ドル(-345.4億ドル)	-382億ドル	-391.5億ドル
	米国	米地区連銀経済報告（ベージュブック）	要旨は下記を参照
5日	日本	日銀金融政策決定会合	要旨は下記を参照
	英国	BOE政策金利発表	要旨は下記を参照
	ユーロ圏	欧州中銀金融政策発表	要旨は下記を参照
	米国	8月ADP全国雇用者数	20万件	18.7万件	17.6万件
	米国	8/31までの週の新規失業保険申請件数	33.1万件（33.2万件）	33万件	32.3万件
	米国	8月ISM非製造業景況指数	56.0	55.2	58.6
6日	英国	7月鉱工業生産（前年比）	1.2%(1.4%)	-1.7%	-1.6%
	ドイツ	7月鉱工業生産（前年比）	2.4%(2.0%)	0.6%	-2.2%
	米国	8月非農業部門雇用者数	16.2万件（10.4万人）	17.5万件	16.9万人
	米国	8月失業率	7.4%	7.4%	7.3%

1日発表の中国8月製造業PMIは、51.0と前回及び予想を上回り、4月以来の高水準となった。

3日発表の米国米国8月ISM製造業景況指数が55.7と予想と前回を上回った。

4日発表の米地区連銀経済報告（ベージュブック）の要旨は下記の通り。

• 経済は７月初めから８月遅くにかけて引き続き「緩慢ないしまずまず」のペースで拡大した。自動車や住宅関連の支出がけん引した。
• 融資活動は若干弱まった。いくつかの地区は前回の報告期間よりも状況は望ましくないと伝えた。

5日の日銀金融政策会合の要旨は下記の通り。会合後の記者会見で、黒田総裁は、消費税率の引き上げが先送りされることで国債の価格の下落などを招いた場合は、財政政策でも金融政策でも対応が困難になると述べ、予定どおりに消費税率を引き上げることが望ましいという考えを示唆。

• 金融政策の現状維持を全員一致で決定
• マネタリーベースを年間約60～70兆円増やす金融調節方針を維持

イングランド銀行の金融政策委員会の決定内容は下記の通り。

• 資産買取プログラムの規模を3750億ポンドで据え置き
• 政策金利も過去最低の0.5%に据え置く

欧州中央銀行もまた、主要政策金利を0.5%に据え置いた。

6日市場注目の8月米国雇用者統計は、非農業部門雇用者数が、前月比16万9千人増加と予想の18万人を下回り、前回数値は10万4千人へと16万2千人から下方修正。失業者数は7.3%に低下。これについては、労働参加率が減少しているため。

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