主要経済指標（6月13日~17日）

日付	国名	指標名	前回（修正値）	予想	結果
13日	中国	5月鉱工業生産（前年比）	6.0%	5.9%	6.0%
	中国	5月小売売上高（前年比）	10.1%	10.1%	10.0%
14日	英国	5月消費者物価指数（前年比）	0.3%	0.4%	0.3%
	ユーロ圏	4月鉱工業生産（前月比）	-0.8%	0.7%	1.1%
	米国	5月小売売上高（前月比）	1.3%	0.3%	0.5%
15日	英国	5月失業者数	-2.4千件（6.4千件）	0	-0.4千件
	英国	ILO式失業率	5.1%	5.1%	5.0%
	米国	5月生産者物価指数（前月比）	0.2%	0.3%	0.4%
	米国	5月生産者物価指数（前年比）	0%	0%	-0.1%
	米国	6月NY連銀製造業景況指数	-9.02	-4.00	6.01
	米国	5月鉱工業生産（前月比）	0.7%	-0.1%	-0.4%
	米国	FOMC政策金利発表	要旨は下記を参照
16日	日本	日銀金融政策決定会合	要旨は下記を参照
	英国	5月小売売上高（前月比）	1.3%(1.9%)	0.3%	0.9%
	英国	5月小売売上高（前年比）	4.3%(5.2%)	3.9%	6.0%
	英国	BOE政策金利発表	用紙は下記を参照
	米国	新規失業保険申請件数	26.4万件	27万件	27.7万件
	米国	6月フィラデルフィア連銀製造業指数	-1.8	0.0	4.7
	米国	5月消費者物価指数（前月比）	0.4%	0.3%	0.2%
	米国	5月消費者物価指数（前年比）	1.1%	1.1%	1.0%
17日	米国	住宅着工件数	117.2万件（116.7万件）	115万件	116.4万件

15日発表のFOMCの政策金利発表では、フェデラルファンド（ＦＦ）金利誘導目標のレンジは0.25－0.5％で全会一致で据え置かれた。その他声明とイエレンFRB議長の記者会見の要旨は下記の通り。

• 成長は加速しているものの、雇用の伸びは鈍化していると指摘。
• 当局者17人の予想中央値は引き続き0.25ポイントの利上げ２回になっているが、１回だけの利上げを予想する当局者は前回３月の１人から６人に増えた。
• 欧州連合（ＥＵ）からの脱退の賛否を問う23日の英国民投票に触れ、「われわれが議論した不確定要因の一つで、この日の決定において考慮された」と言明。

16日発表の日銀金融政策決定会合では、マネタリーベースの年間80兆円増加の方針を維持し、マイナス金利0.1%も維持した。

また、イングランド銀王の政策金利発表でも、金利は全会一致で据え置かれ、資産購入枠も3750億ポンドで据え置かれた。