金市場ニュース

主要経済指標(2023年3月20日~24日)

日付 国名 指標名 前回(修正値) 予想 結果
21日 ドイツ 3月ZEW景況感調査 28.1 17.1 13.0
  ユーロ圏 3月ZEW景況感調査 29.7   10.0
  米国 2月中古住宅販売件数(年率換算件数) 400万件 420万件 458万件
22日 英国 2月消費者物価指数(前月比) -0.6% 0.6% 1.1%
  英国 2月消費者物価指数(前年同月比) 10.1% 9.9% 10.4%
  英国 2月消費者物価指数(コア:前年同月比) 5.8% 5.7% 6.2%
  米国 FOMC後政策金利発表 要旨は下記を参照    
23日 英国 イングランド銀行金利発表 要旨は下記を参照    
  英国 新規失業保険申請件数 19.2万件 19.7万件

19.1万件

 

24日 日本 2月全国消費者物価指数(前年同月比) 4.3%    
  日本 2月全国消費者物価指数(生鮮食料品除く:前年同月比) 4.2%    
  日本 2月全国消費者物価指数(生鮮食料品・エネルギー除く:前年同月比) 3.2%    
  英国 2月小売売上高(前月比) 0.5%    
  英国 2月小売売上高(前年同月比) -5.1%    
  英国 2月小売売上高(自動車除く:前月比) 0.4%    
  英国 2月小売売上高(自動車除く:前年同月比) -5.3%    
  ドイツ 3月製造業PMI 46.3    
  ドイツ 3月サービス部門PMI 50.9    
  ユーロ圏 3月製造業PMI 48.5    
  ユーロ圏 3月サービス部門PMI 52.7    
  英国 3月製造業PMI 49.3    
  英国 3月サービス部門PMI 53.5    
  米国 2月耐久材受注(前月比) -4.5% 1.7%  
  米国 2月耐久材受注(輸送用危機材除く:前月比) 0.7% 0.4%  
  米国 3月製造業PMI 47.3    
  米国 3月サービス部門PMI 50.6    

22日のFOMCとパウエル議長の記者会見の要旨は下記の通り。

  • 0.25%の利上げでFFファンドは4.75%から5%。9会合連続の利上げで、15年半ぶりの水準。
  • 量的引き締めについては従来の方針を修正せず。
  • 参加者が見込む23年末の政策金利が中央値は5.1%と前回12月から変わらず。
  • 利下げ転換は2024年され、「継続的な利上げ」という表現は声明文から削除。
  • 24年末の政策金利予想は4.3%と前回から0.2ポイント上方修正され、インフレ予想も、23年末の個人消費支出価格指数が前年比3.3%と前回から0.2ポイント引き上げ。
  • パウエル議長は「銀行システムの安定を保つため、あらゆる手段を行使する。」とし、「銀行は健全で強靱(きょうじん)」と述べる。
  • 「金融市場の逼迫は利上げと同じかそれ以上の効果」と述べる。
23日発表のイングランド銀行の金融政策発表の要旨は下記の通り。
  • 政策金利を年4%から4.25%に引き上げると発表。2008年10月以来の高い水準。
  • 利上げは11会合連続で、利上げ幅は0.25%と前会合の0.5%から縮小。
  • 直近で消費者物価指数(CPI)の伸び率が10.4%と再拡大したため利上げを続けるが、今後は鈍化する見通しとして利上げの一時停止の可能性を再び示唆。

ブリオンボールト社のリサーチ部門は、オンライン金取引所有サービスを提供する世界有数の英国企業ブリオンボールトの、リサーチ・ダイレクターのエィドリアン・アッシュ、日本市場担当ホワイトハウス佐藤敦子を含む国際市場担当者によって構成されています。

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