主要経済指標（11月2日~6日）

日付	国名	指標	前回（修正値）	予想	結果
2日	中国	10月財新/製造業PMI	47.2	47.5	48.3
	英国	10月製造業PMI	51.5	51.3	55.5
	米国	10月ISM製造業景況指数	50.2	50.0	50.1
4日	ユーロ圏	ECB月次政策理事会	要旨は下記を参照
	米国	10月ADP全国雇用者数	20万人（19万人）	18.1万人	18.2万人
	米国	9月貿易収支	-483.3億ドル（-480億ドル）	-432億ドル	-408億ドル
	米国	10月ISM非製造業景況指数	56.9	57.1	59.1
	日本	日銀金融政策決定会合議事要旨（10月6・7日分）	要旨は下記を参照
5日	英国	BOE政策金利発表	要旨は下記を参照
	英国	BOE議事録	要旨は下記を参照
	英国	BOE四半期インフレレポート	要旨は下記を参照
	米国	新規失業保険申請件数	26万件	26.4万件	27.6万件
6日	ドイツ	9月鉱工業生産（前年比）	2.3%(2.7%)		0.2%
	英国	9月鉱工業生産（前年比）	1.9%(1.8%)	1.3%	1.1%
	英国	9月貿易収支	-37.65億ポンド	-33億ドル	-20.8億ドル
	米国	10月非農業部門雇用者数	14.2万人（13.7万人）	18万人	27.1万人
	米国	10月失業率	5.1%	5.1%	5.0%
	米国	10月平均時給（前月比）	2.2%		2.5%
	米国	10月週平均労働時間	34.5	34.5	34.5
	米国	10月労働参加率	62.4%	62.4%	62.4%
8日	中国	10月貿易収支	60.34億ドル	620億ドル	616.4億ドル

4日発表の日銀金融政策決定会合議事要旨（10月6・7日分）では、インフレは上昇基調にあるという見方で一致したという内容。その他のポイントは下記の通り。

• 輸出や生産が横ばい圏内の動きとなっているものの、「量的・質的金融緩和」のもと、国内需要の堅調さは引き続き維持されているとの認識を共有した。
• 「物価安定の目標」は安定的に達成すべきものであり、金融政策運営に当たっては、物価の基調的な動きが重要であるとの認識を共有した。

5日発表のイングランド銀行政策金利発表では、政策金利は8対1で据え置かれ、資産購入枠の据え置きは全一致で決定。反対票を投じたマカファーティ委員は0.75％への利上げを支持。

また、イングランド銀行の四半期インフレレポートの要旨は下記の通り。

• 2017年上期のインフレ率見通し下方修正
• 2017年の第4四半期は+2.1%
• 2018年の第4四半期までは+2.2%
• 2015年第4四半期成長率は前四半期比+0.6％、第3四半期は+0.6％に上方修正の見込み
• 2016年の成長見通しを+2.5%へ引き下げ
• 2017年の成長見通しを+2.7%へ引き上げ