金市場ニュース

ニュースレター(12/08/2011)金価格1736ドル

週間市場ウォッチ

本日金価格は、ロンドンPM FIXがトロイオンスあたり1736ドルと先週より4.4%上げ、ロンドンPM FIX価格の史上最高値を再び更新しました。

今週も金価格は史上最高値を更新し、トロイオンスあたり1800ドルを超えることとなりました。

週明けは、先週末にS&Pが発表した米国国債の格付け引き下げから、株式が大きく下げる中、金への資金の逃避が見られ価格が上昇していました。

そのような中、9日に行われた連邦公開市場委員会(FOMC)の声明で、FEDの金融緩和政策が少なくとも2013年半ばまで継続されることが発表され、低金利政策継続が確認されることで金価格はさらに押し上げられることになりました。

10日には、フランス国債格下げの噂が市場に流れ、フランスの銀行株が、ギリシャ国債へのエクスポージャーへの憂慮から大きく下げ、金価格はトロイオンスあたり1800ドルを超えるレベルまで急騰しました。

その後、11日にはCMEグループがCOMEX金先物の証拠金を22%引き上げることを発表し、金価格が押し戻され、本日12日は、欧州主要国であるドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ベルギーが金融株に対する空売り規制を強化することを発表し、銀行株が買われるなど株式市場が大幅に上げる中、金価格は調整も入り下げることとなりました。

今週金価格が史上高値を更新する中、大手金融機関がそれぞれの金価格の見通しを上方修正しています。詳しくは、市場分析ページの金市場の需要/供給ニュース欄においては、「主要金融機関が軒並み金価格予想を上方修正」をご覧ください。

また、今週興味深いニュースとしては、ベトナム中央銀行が金の輸入拡大を許可したことが伝えられたことです。これにより、ベトナム企業は月間5トンの金の輸入が可能となります。

ベトナムの7月消費者物価指数は前年比同月比+22.16%とインフレが高まっていることから、中国政府が一般投資家の金投資を奨励し、国内の金備蓄量を高めると共に市場の余剰資金を吸い込もうとしているように、金融引き締め効果を狙っているとのことです。

BullionVaultニュース

今週市場分析ページには、下記の記事が掲載されました。

なお、今週の主要経済指標の結果と来週予定される主要経済指標のリストは下記のリンクでご覧いただけます。

さて、金融市場が大きく揺れ動き、金市場もまた例を見ないボラティリティの高さを見せる中、大変恐縮なのですが、私は明日から2週間の休暇をとらせていただくことになっています。そのため、この間日本のお客様へのお届けしていますニュースレターをEメールでお届けすることができません。

市場の動きおよび主要経済指標は、ツィッターと弊社市場分析ページで、休暇中8月22日から26日までは引き続きお届けする予定ですが、8月15日から19日は残念ながら、インターネットの接続状況が悪いためにお届けできなくなりました。大変恐縮ですが、ご了承ください。

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ホワイトハウス佐藤敦子は、オンライン金地金取引・所有サービスを一般投資家へ提供する、世界でも有数の英国企業ブリオンボールトの日本市場の責任者であると共に、市場分析ページの記事執筆および編集を担当。 現職以前には、英国大手金融ソフトウェア会社の日本支社で、マーケティングマネージャーとして、金融派生商品取引のためのフロント及びバックオフィスソフトウェアのセールス及びマーケティングを統括。

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