主要経済指標(6月17日~6月21日)
主要経済指標(6月17日~6月21日)
経済指標の解説は表の下をご覧ください。
日付 | 国 | 内容 | 前回(修正値) | 予想 | 結果 |
17日 | 主要8カ国(G8)首脳会議 | ||||
米国 | 6月ニューヨーク連銀製造業景気指数 | -1.43 | 0.00 | 7.84 | |
18日 | 主要8カ国(G8)首脳会議 | ||||
ユーロ圏 | ドラギECB総裁スピーチ | 要旨は下記を参照 | |||
英国 | 5月消費者物価指数 [前年比] | 2.4% | 2.6% | 2.7% | |
ドイツ | 6月ZEW景況感調査 | 36.4 | 38.1 | 38.5 | |
米国 | 5月消費者物価指数 [前年比] | 1.1% | 1.4% | 1.4% | |
米国 | 5月住宅着工件数 | 85.3万件(85.6万件) | 97.5万件 | 91.4万件 | |
19日 | 英国 | BOE議事録 | 要旨は下記を参照 | ||
米国 | FOMC政策金利発表 | 要旨は下記を参照 | |||
20日 | 中国 | 6月HSBC製造業PMI | 49.2 | 49.4 | 48.3 |
ドイツ | 5月生産者物価指数(前年比) | 0.1% | 0.3% | 0.2% | |
ドイツ | 6月PMI製造業 | 49.4 | 49.8 | 48.7 | |
ドイツ | 6月PMIサービス業 | 49.7 | 50.0 | 51.3 | |
ユーロ圏 | 6月PMI製造業 | 48.3 | 48.6 | 48.7 | |
ユーロ圏 | 6月PMIサービス業 | 47.7 | 48.1 | 48.6 | |
英国 | 5月小売売上高指数 [前年比] | 0.5%(0.8%) | 0.2% | 1.9% | |
米国 | 6/15までの週の新規失業保険申請件数 | 33.4万件(33.6万件) | 34万件 | 35.4万件 | |
米国 | 6月フィラデルフィア連銀景況指数 | -5.2 | -0.2 | 12.5 | |
米国 | 5月中古住宅販売件数 | 497万件 | 500万件 | 518万件 |
17日発表の米国6月ニューヨーク連銀製造業景気指数は7.84と、前回と予想を大きく上回った。
18日発表のドラギECB総裁のスピーチでは、「必要であれば、追加非伝統的金融政策を考慮する準備がある」とコメントした。
英国5月消費者物価指数は前年比2.7%と、予想と前回を上回った。この要因は、燃料費と航空運賃の値上がりのため。航空運賃は4月から5月に22%上げ、2001年に記録が残されて以来最も高い水準となった。
ドイツの6月ZEW景況感調査は38.5と、前回と予想を上回った。
米国5月消費者物価指数は、1.4%と前回を上回り、予想と同水準。また、同国同月住宅着工件数は、91.4万件と前回を上回ったものの、予想を多少下回った。
19日発表のBOE議事録では、資産購入枠3750億ポンドの据え置きを6対3で決定したことが明らかとなったが、キング総裁を含む3人のメンバーが250億ポンドの拡大を主張したとのこと。大半のメンバーは「景気回復が一段落と定着しつつある」としたが、キング総裁ら少数派は、「見通しが示唆するのはほんの控え目な成長回復と失業状況の比較的小さな改善だ」として、金融政策を通じた一段の刺激が必要だと主張。
FOMCの要旨は下記の通り。
- 成長・雇用見通しへのリスクは昨秋以降後退したと指摘
- 政策金利は現行の0.25%に据え置き、850億ドルの資産買い入れを継続
- FOMCメンバーの19人中14人が2015年のある時点まで利上げは適切ではないとした
- 雇用市場は2014年第4四半期に6.5~6.8%、2015年第4四半期には5.8~6.2%と改善ペースが速まる
- インフレ見通しは、今年を1.3~1.7%から0.8~1.2%へと下方修正し、2014年は1.4~2.0%、2015年は1.6~2.0%とした。
バーナンキFRB議長が、FOMC後の記者会見で、月間850億ドルの債券購入縮小を年内に開始し、2014年半ばまでにQE終了の可能性があることを表明。
20日発表の中国の6月HSBC製造業PMIは48.3と前回及び予想を下回り、前月に続き製造業活動の拡大と縮小の分岐点である50を下回った。
ドイツ5月生産者物価指数は、前年比0.2%と前回から上げたものの、予想を下回った。また、同国同月PMI製造業は、48.7と前回及び予想を下回ったが、同国同月サービス業PMIは予想と前回を上回った。
ユーロ圏5月製造業PMIは、48.7と前回と予想を多少上回り、同圏同月サービス業PMIも、48.6と前回と予想を上回った。
英国の5月小売売上高は、前年比1.9%と前回と予想を大きく上回った。これは、オンライン販売と食品が好調であったことから。
米国6/15までの週の新規失業保険申請件数は、35.4万件と、前回と予想を上回った。6月フィラデルフィア連銀景況指数は12.4と前回と予想を大きく上回った。また、同国5月中古住宅販売件数も518万件と前回と予想を上回った。
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