主要経済指標(4月29日~5月3日)
主要経済指標(4月29日~5月3日)
経済指標の解説は表の下をご覧ください。
日付 | 国 | 内容 | 前回(修正値) | 予想 | 結果 |
29日 | ドイツ | 4月消費者物価指数(前年比) | 1.4% | 1.4% | 1.2% |
米国 | 3月PCEデフレーター (前年比) | 1.3% | 1.2% | 1.1% | |
30日 | ドイツ | 3月小売売上高指数(前年比) | -2.2%(-2.6%) | -1.2% | -2.8% |
ドイツ | 4月失業者数 | 1万3千人 | 2千人 | 4千人 | |
ドイツ | 4月失業率 | 6.9% | 6.9% | 6.9% | |
ユーロ圏 | 4月消費者物価指数・速報(前年比) | 1.7% | 1.6% | 1.2% | |
ユーロ圏 | 3月失業率 | 12.0% | 12.1% | 12.1% | |
米国 | 2月S&P/ケース・シラー住宅価格指数 | 8.1% | 9.0% | 9.3% | |
米国 | 4月シカゴ購買部協会景気指数 | 52.4 | 52.5 | 49 | |
米国 | 4月消費者信頼感指数 | 59.7(61.9) | 60.8 | 68.1 | |
1日 | 中国 | 4月NBS製造業PMI | 50.9 | 51.0 | 50.6 |
英国 | 4月製造業PMI | 48.3(48.6) | 48.5 | 49.8 | |
米国 | 4月ADP全国雇用者数 | 15.8万人(13.1万人) | 14.5万人 | 11.9万人 | |
米国 | 4月ISM製造業景況指数 | 51.3 | 51.3 | 50.7 | |
米国 | FOMC政策金利発表 | 要旨は下記を参照 | |||
日本 | 日銀金融政策決定会合議事録 | 要旨は下記を参照 | |||
2日 | 英国 | 4月PMI建設業 | 47.2 | 48.0 | 49.4 |
ユーロ圏 | 欧州中銀金融政策発表 | 要旨は下記を参照 | |||
米国 | 4/27までの週の新規失業保険申請件数 | 33.9万件(34.2万件) | 34.5万件 | 32.4万件 | |
米国 | 3月貿易収支 | -430億ドル(-436億ドル) |
-419億ドル | -388億ドル | |
3日 | 英国 | 4月PMIサービス業 | 52.4 | 52.3 | 52.9 |
ユーロ圏 | 3月生産者物価指数(前年比) | 1.3%(1.4%) | 0.7% | 0.7% | |
米国 | 4月非農業部門雇用者数 | 8.8万人(13.8万人) | 14.5万人 | 16.5万人 | |
米国 | 4月失業率 | 7.6% | 7.6% | 7.5% | |
米国 | 4月ISM非製造業景況指数 |
54.4 | 54.1 | 53.1 |
30日発表の4月ドイツ失業者数(変更数)は、4000人と予想を上回ったが、同国同月失業率は6.9%と前回、予想と同レベル。なお、同国3月小売売上高は、-2.8%と予想と前回を上回った。
米国2月S&P/ケース・シラー住宅価格指数は、9.3%と前回と予想を上回った。これは、2006年以来の上げ幅。しかし、4月シカゴ購買部協会景気指数は、49と経済拡大と縮小の分岐点である50を割ることとなった。これは、2009年9月以来の低水準。また、同国4月消費者信頼感指数は、68.1と前回と予想を大きく上回ることとなった。
1日発表の中国の4月NBS製造業PMIは、50.6と前回と予想を下回った。これは、新規輸出受注と投入価格の指数が50を下回ったことから。
英国4月製造業PMIは49.8と、前回及び予想を上回ったものの、経済拡張と縮小の分岐点の50は下回ることとなった。
米国4月ADP全国雇用者数は、11.9万件と前回修正値と予想を下回る。前回数値も下方修正された。また、同国同月ISM製造業PMIは、50.7と前回と予想を下回った。
連邦公開市場委員会(FOMC)の声明要旨は下記の通り。
- 景気判断はほぼ変化なし
- 月額850億ドルの資産買い入れペース変更の可能性示す
- 税制政策が経済成長を抑制と指摘
- フェデラルファンド金利の誘導目標は0.00-0.25%に据え置き
日銀金融政策決定会合議事録の要旨は下記の通り。
- 政策の枠組み全体を見直す必要があることを指摘
- 量・質の双方で異次元緩和の必要があるという認識を共有
- 委員の一人が緩和の悪影響を懸念
2日発表の欧州中央銀行金融政策発表では、政策金利が過去最低水準の0.5%に引き下げられた。
米国4/27までの週の新規失業保険申請件数は、32.4万件と2008年1月以来の低水準。また、同国3月貿易収支は、-388億ドルと前回及び予想から改善。これは、輸入額が2009年以来の低水準となったことから。
3日発表の4月サービス業PMIは52.9と、前回と予想を上回る。ユーロ圏3月生産者物価指数は、前年比0.7%と前回を下回ったものの予想を上回る。
米国4月非農業部門雇用者数は、16万5千人と前回修正値13万8千人と予想14万5千人を上回る。前回数値も8万8千人から上方修正。米国4月失業率も7.5%と前回と予想の7.6%から改善。
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