買っていることも忘れたい
初心者にも分りやすい金のブログとして、経済アナリスト、そして金市場の第一人者の豊島逸夫氏にも推薦されている「はじめての金読本」で、金の投資における心構えを提言しています。

「買ったら忘れる」というのが金投資の王道といいます。これはつまり金は将来の万一に備えた長期資産なので、買い時と思って買ったあとは、上がった下がったという短期の値動きのことなど忘れなさい、という意味です。日々の値動きに一喜一憂してたら気が休まりませんから。
けれど先日、友人と話していて気づいたことがあります。それがなにかといえば、「買ったら忘れる」とはいうものの、過去12年で300ドルから1600ドルの水準まで上がった金を(円建てでは1000円から4500円まで上がった金を)これから買うのは、なかなか勇気がいるかもなということ。つまり、買いたいのだけれど、買い時の判断が難しい、あれこれ悩んでいるうちに買いそびれる人は多いだろうと。
いや、無理に買う必要はありませんよ。金保有の意味を諒解しない人に金購入は勧めません。値動きに翻弄されるのがオチですからね。
けれど、将来到来するかも知れない円安に備えたいとか、どうにも不安な年金の足しに買っておきたいという人には、コツコツ純金積立が良いだろうと思います。
なぜかといえば、先に紹介した友人は、あろうことか先日、積立で買ってることすら忘れてた、と漏らしたからです。
一般個人は、平日は長時間の仕事に従事していますし、仕事関連の読書や情報収集も必要でしょうし、友人との時間や家族との時間だって大切なものです。貴金属の情報収集に割ける時間など知れたものでしょう。
複数台のパソコン画面を見て日がな情報収集しつつ、取引しているディーラーとは立ち位置が異なります。
ディーラーのように大量の時間を投下できないがゆえ、また、一定期間で利益を出す必要もないがゆえ、一般個人は、じっくり構えてコツコツ買っていけばよい。日々の値動きに目を白黒させる必要もありません。
だから、毎日が買い時という位置づけで開発された純金積立が似合っているだろうと思っています。現在のように金市場も夏休みモードで静かな時に、そのあたりを考えてみてはいかがでしょうか。
つねづね買ってることすら忘れられる、これが純金積立の一番の特長かも知れません。
近いうちに、純金積立のドルコスト平均法について、あらためて、すこし詳しく紹介したいと思います。本日はここまで。
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