主要経済指標（6月5日~9日）

日付	国名	指標名	前回（修正値）	予想	結果
5日	米国	5月ISM非製造業景況指数	57.5	57.1	56.9
6日	ユーロ圏	4月小売売上高（前月比）	0.3%（0.2%)	0.2%	0.1%
7日	日本	第4四半期GDP（前期比）	0.5%	0.5%	0.3%
	日本	第4四半期GDP（前期比年率）	2.2%	2.4%	1.0%
8日	ドイツ	4月鉱工業生産（前月比）	-0.4%(-0.1%)	0.5%	0.8%
	ユーロ圏	欧州中央銀行金融政策発表	要旨は下記を参照
	米国	新規失業保険申請件数	24.8万件(255万件）	240万件	245万件
	米国	前コミーFBI長官議会証言	要旨は下記を参照
	中国	5月貿易収支	380.5億ドル（380.3億ドル）	478億ドル	468.1億ドル
9日	中国	5月消費者物価指数（前年比）	1.2%	1.5%	1.5%
	英国	4月鉱工業生産（前月比）	-0.5%	0.7%	0.2%
	英国	4月鉱工業生産（前年比）	1.4%	-0.2%	-0.8%
	英国	消費者インフレ期待率	2.9%		2.8%

8日発表の欧州中央銀行金融政策で下記のように金利は全て現状維持を決定。

• 欧州主要政策金利 0.00％（予想 0.00%・前回 0.00%）
• 欧州限界貸出金利 0.25％（予想 0.25%・前回 0.25%）
• 欧州中銀預金金利 -0.40％（予想 -0.40%・前回 -0.40%）

• 資産買入れプログラムは柔軟的
• 量的緩和（ＱＥ）終了の高債務国に対する影響を考慮、物価安定の責務を負っているということを先ず念頭に置いく必要
• 緩和措置引き揚げの条件としてインフレ率が目標とする２％近辺に着実に向かっていると確信することが必要
• インフレについては、原油価格および食品価格を除き、目立った動きは起きておらず、基調インフレは前年比で同程度にとどまっている
• ９月のテーパリングめぐり討議せず
• 景気拡大はまだ、より力強いインフレ動向にはつながっていない。
• 欧州連合（ＥＵ）基準の消費者物価指数（ＨＩＣＰ）年間見通しは、２０１７年が１．５％、１８年が１．３％、１９年は１．６％。見通しは下方修正した。

• ２月にトランプ氏からフリン前米大統領補佐官（国家安全保障担当）の捜査中止を求められた。
• 大統領との会話内容の詳細なメモを残していた理由について「トランプ氏がウソをつくかもしれないと懸念していた」と強調。
• トランプ氏から５月９日に突如解任されたことに対し、「（指導力不足などの解任理由は）ウソだ」と断言。「政権は私とＦＢＩを中傷することを選んだ」と激しく非難。