金市場ニュース

主要経済指標(2025年9月15日~19日)

17日発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)の要旨は下記の通り。

  • フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を6会合ぶりに0.25%ポイント引き下げ、4.00-4.25%とすると決定
  • 就任したばかりのミラン理事のみが0.5%ポイントの大幅利下げを主張し、0.25%ポイントの利下げに反対票を投じた。
  • 最新の金利・経済見通しでは、年内のあと2回の会合(10月と12月)でそれぞれ0.25%ポイントの利下げが決定されるとの予想が示された。

18日発表のイングランド銀行の政策金利発表の要旨は下記の通り。

  • 政策金利を4.0%に据え置いたほか、量的引き締め(QT)ペースを緩め、債券市場への影響を抑えるため長期国債売却は限定的とすることを決定した。
  • 量的引き締めペースは7対2で決定。2009年から2021年までに買い入れた国債の売却を年間1000億ポンドから700億ポンドに縮小。

19日発表の日本銀行の政策金利発表の要旨は下記の通り。

  • 政策金利を5回連続で0.5%で据え置いた。
  • 株式を運用に組み込んだETFとJ-REITと呼ばれる不動産投資信託について市場への売却を始めることを決定。
  • 売却額はETFが簿価で年間3300億円程度、J-REITは簿価で年間50億円程度を予定していて、準備が整いしだい開始。

 

ブリオンボールト社のリサーチ部門は、オンライン金取引所有サービスを提供する世界有数の英国企業ブリオンボールトの、リサーチ・ダイレクターのエィドリアン・アッシュ、日本市場担当ホワイトハウス佐藤敦子を含む国際市場担当者によって構成されています。

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