主要経済指標（2017年9月4日~9月9日）

日付	国名	指標名	前回（修正値）	予想	結果
6日	米国	7月貿易収支	-436億ドル（-435億ドル）	-447億ドル	-437億ドル
	米国	8月ISM非製造業景況指数	53.9	55.6	55.3
	米国	地区連銀経済報告（ベージュブック）	要旨は下記を参照
7日	ユーロ圏	欧州中銀金融政策発表	要旨は下記を参照
	米国	新規失業保険申請件数	23.6万件	24.5万件	29.8万件
	日本	第2四半期GDP（前期比）	1.0%	0.7%	0.6%
	日本	第2四半期GDP（前期比年率）	4.0%	2.9%	2.5%
8日	英国	7月鉱工業生産（前月比）	0.5%	0.2%	0.2%
	英国	7月貿易収支	-127.22億ポンド（-115.3億ポンド）	-119.5億ポンド	115.8億ポンド
	中国	8月貿易収支	467.4億ドル（467.3億ドル）	486億ドル	419.9億ドル
9日	中国	8月消費者物価指数（前年比）	1.4%	1.6%

9月6日発表の米地区連銀経済報告(ベージュブック)の要旨は下記の通り。

• 経済情勢は7-8月は全ての地域で、緩慢ないし緩やかに拡大している
• 消費支出はほとんどの地域で上昇している
• 自動車以外の小売と観光は上昇しているが自動車販売はまちまち
• 全ての職種、多くの地域で、労働者を補うのに苦労していると報告がある
• 多くの地域で賃金の上昇圧力は限界があり、労働市場は逼迫しているにもかかわらず賃金の上昇は緩慢ないし緩やか
• ハリケーン・ハービーでは幅広い地域で経済行動を混乱させているが、全ての影響をはかるのには早すぎる
• 全般的に物価は緩やかに上昇

9月7日発表の欧州中銀の金融政策発表では、

欧州中銀は本日の理事会で金融政策の現状維持（政策金利0%、中銀預金金利-0.4%）を決定。量的緩和（毎月600億ユーロ買い入れ）も年末まで続けるとし、声明文は7月を踏襲し、必要であれば量的緩和の拡大をする準備があるとのこと。

ドラギECB総裁の会見の要旨は下記の通り。

• QEに関する決定の大半は10月に下す
• インフレ率は年末にかけて低下へ
• 為替レート、政策判断に考慮に入れる必要ある