金市場ニュース

ニュースレター(15/04/2011)金価格1476.75ドル

週間市場ウォッチ

本日金価格は、ロンドンPM FIXが1476.75ドルPM Fix価格の最高値を記録後、ロンドン時間午後5時に1486ドルと史上最高値を付けています。

また、本日銀価格も、トロイオンスあたり42.83ドルと31年来の最高値を記録しています。

これは、昨日ドイツのショイブレ財務相がギリシャのが債務再編を迫られる可能性があるとコメントをしたことを受け、ギリシャのソブリンリスクが再燃しているところに、本日ムーディーズがアイルランドの格下げを発表したことを受け、貴金属が買われたことからです。

また、昨日発表された米国の経済指標の新規失業保険申請件数が、事前予想38万件を大きく上回る41.2万件となったことからも、FRBの金融政策に大きな転換はないとの観測もまた、金価格を支えることとなりました。

本日発表された3月の中国のインフレ率は5.4%と前月の4.9%を上回りました。中国人民銀行は、インフレを抑制するために、今月5日に、昨年10月から4度目の金利引き上げを行い、0.25%利上げ後の預金金利は年3.25%、貸出金利は6.31%となっていますが、大きな効果が見られなかったこととなります。そのため、中国におけるインフレ懸念も金価格の上げ要因となっています。

今週は週明け11日に、史上最高値1476ドルを付けた後、利益確定売りが入り、一時は1450ドル近くまで売り込まれました。この下げの一つの要因としては、ゴールドマンサックスのストラテジストが、価格高による需要の減退と、原油市場での投機家のロングポジションの増大を懸念し、商品の利益確定売りを奨励したためでもあるようです。

 

今週の主要経済指標は下記のようになります。

日付

内容

前回

予想

結果

12日

英国 3月消費者物価指数(前年比)

+4.4%

+4.4%

+4.0%

 

英国2月貿易収支

-70.57億GBP

-80.00億GBP

-67.76億GBP

 

米国2月貿易収支

-463億USD

-440億USD

-458億USD

14日

米国4/9までの週の新規失業保険申請件数

38.2万件

38.0万件

41.2万件

 

米国3月生産者物価指数

1.6%

1.1%

0.7%

15日

ユーロ圏3月消費者物価指数 (前年比)

2.4%

2.6%

2.7%

 

米国 3月消費者物価指数 (前年比)

2.1%

2.6%

2.7%

 

米国4月ミシガン大消費者信頼感指数

67.5

69.0

69.6

 BullionVaultニュース

今週もまた、金価格が史上最高値を更新しました。また、銀価格もまた31年来の最高値を記録しており、弊社リサーチ主任エィドリアン・アッシュのコメントが、いくつかのメディアで取り上げられました。

12日には、米国の経済サイトとして有数なTheStreet.comの「何が銀を40ドルへと押し上げたのか?」の記事で取り上げられました。この英文全文は、下記のリンクでご覧いただけます。

http://bit.ly/eCwl7t

また、同日発行された、ロンドン金融街シティーで広く購読されている日刊経済紙CityAMの「銀価格急騰、しかし家宝の銀食器はまだ売るべきではない」の記事の日本語概略は、下記のリンクでご覧いただけます。

http://dlvr.it/Nc8nh

今週の市場分析ページには、「円安のヘッジとして金を保有する」が掲載されました。

また、今週13日には英国貴金属調査会社であるゴールド・フィールズ・ミネラル・サービシズ(GFMS)が、ロンドン、トロント、ヨハネスブルグでGold Survey 2011(最新金リポート)を発表しました。この発表会には、弊社リサーチ主任エィドリアン・アッシュも出席しました。その詳細は、弊社市場分析ページの金市場需要/供給欄で「GFMS(英国貴金属調査会社)-2011年末までに金価格が1600ドルを超えることを予想」でまとめられています。

先の欄には、「中国の金利引き上げは金投資熱を高める-JPモルガン中国リサーチ」もまた掲載されています。

******************

金の購入または銀の購入をお考えですか。英国女王賞を受賞したオンライン金取引において世界一の実績を持つ、BullionVaultをお試しください。

BullionVaultでは、弊社サービスをご紹介いただいた方へ成功報酬をお支払いする、アフェリエイト・プログラムをご用意しています。ご興味がありましたら、こちらをご覧ください。

ホワイトハウス佐藤敦子は、オンライン金地金取引・所有サービスを一般投資家へ提供する、世界でも有数の英国企業ブリオンボールトの日本市場の責任者であると共に、市場分析ページの記事執筆および編集を担当。 現職以前には、英国大手金融ソフトウェア会社の日本支社で、マーケティングマネージャーとして、金融派生商品取引のためのフロント及びバックオフィスソフトウェアのセールス及びマーケティングを統括。

注意事項: ここで発信される全ての記事は、読者の投資判断に役立てるための情報です。しかし、実際の投資にあたっては、読者自身にてリスクを判断ください。ここで取り扱われる情報及びデータは、すでに他の諸事情により、過去のものとなっている場合があり、この情報を利用する際には、必ず他でも確証する必要があることを理解ください。Gold Newsの利用については、利用規約をご覧ください。

SNSで最新情報を入手

Facebook   TwitterYoutube

グーグルで優先する情報源として追加

 

 

貴金属市場のファンダメンタルズ