ニュースレター(13/05/2011)金価格1505.75ドル
週間市場ウォッチ
本日金価格は、ロンドンPM FIXがトロイオンスあたり1505.75 ドルと先週末から1.2%の上げとなりました。
銀価格ロンドンPM Fixは、トロイオンスあたり36.20と先週末から5.5%の上げとなりました。
今週は、先週の急落を受け市場へ実需の買いが戻り、金価格は1526ドル、銀価格は39.34ドルまで値を戻していましたが、11日ロンドン時間遅くに、金および銀価格は大きく下げることとなりました。これは、ニューヨーク市場のガソリン先物取引でサーキットブレーカー(*)が発動されたためでした。このきっかけは、米国エネルギー省が発表した週間石油在庫統計が、ガソリン需要の減少を受け、原油在庫が2年ぶりの高水準に増加したため、需要の弱さを示しているとして、原油などのエネルギー全般に売りの勢いが増したためです。
これにより、ガソリン先物が値幅制限いっぱいまで下落しストップ安を付け、取引所を運営するCMEグループは、サーキットブレーカーという、5分間の売買停止を発動したのです。これは、金融危機時の2008年9月以来となります。
その後、一日の値幅制限は2倍に拡大され取引は開始されましたが、その下げは止まらず、それが金、銀を含む他の商品にも波及し、金及び銀価格を大きく下げることとなりました。
本日、金価格は米国消費者物価指数の数値も予想通りであったことから、1500ドルから1515ドルのレンジで推移していましたが、ロンドンFix価格が提示された後1485ドルまで下落し、徐々にもどしています。市場のボラティリティの高さは継続しているようです。
今週の主要経済指標は下記のようになります。
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日付 |
内容 |
前回 |
予想 |
結果 |
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11日 |
米国4月貿易収支 |
-454.4億USD |
-470億USD |
-481.8億USD |
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中国4月貿易収支 |
-10.2億USD |
30.5億USD |
114億USD |
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中国4月消費者物価指数 |
5.4% |
5.2% |
5.3% |
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12日 |
米国5/7までの週の新規失業保険申請件数 |
47.8万件 |
43万件 |
43.4万件 |
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|
米国4月小売売上高 |
+0.4% |
+0.6% |
+0.5% |
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13日 |
米国 4月消費者物価指数 (前月比) |
0.5% |
0.4% |
0.4% |
|
|
米国 4月消費者物価指数 エネルギー及び食品価格を除くコア(前月比) |
0.2% |
0.2% |
0.1% |
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|
米国5月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値 |
69.8 |
70.0 |
72.4 |
(*)先物価格が現物価格に先行して大きく下落、または上昇した際に、先物取引を一時中断する措置。先物相場の急激な変動が現物相場の混乱を招くのを防ぐことを目的とする。(日本経済新聞用語ミニ解説を引用)
BullionVaultニュース
今週の市場分析ページには、先週の市場価格の急落を受けて、弊社市場分析ページでもお馴染みの市場第一人者が、急落市場の背景、その後の市場の見通し、価格の指標についてそれぞれ解説しています。詳細は下記をご覧ください。
- スタンダードバンク東京支店長の池水雄一氏による、「ゴールデンウィークの相場急落の背景」
- 丸紅経済研究所代表柴田明夫氏による、「コモディティ市況上昇の潮目は変わったのか」
- 初心者にも分りやすい金のブログとして、ワールドゴールドカウンシル日韓地域代表豊島逸夫氏にも推薦されている、「はじめての金読本」による、「金価格に割安・割高度を示す指標はありません」
また、市場分析ページの金市場の需要/供給ニュース欄においては、「中国の4月貿易収支は予想の4倍の黒字、消費者物価指数(CPI)は前年比5.3%上昇」が、掲載されました。
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