欧米の貯蓄者は経済危機のヘッジとして金を購入
昨年12月、ブリオンボールトの金投資家インデックスは、5ヶ月連続で上昇し、過去一年で最も高い水準となりました。
金は、金融・経済危機の保険として利用されることが多くあります。そのため、経済の先行きに対して楽観的であれば、金は購入されないのです。ここで、ブリオンボールトのチーフエコノミスト、ベン・トレイノアが、その背景を解説しています。
実際、ブリオンボールトにおいては、その顧客が主要諸国の膨大な公的債務の水準と中央銀行の行き過ぎた金融緩和政策への懸念をより高めている事が見らます。これらは、近い将来にインフレ率を引き上げる可能性を高めるものであるためです。そのために、人々はそのリスクヘッジとして金を購入しているのです。

ブリオンボールトの4万4千人の顧客の実際の取引データを基に算出された金投資家インデックスは、より多くの個人投資家が金を購入しているのか、売却しているのか、それとも売買機会を待っているのかを表す指標です。
そして、この指標が50の場合は、月間のネット購入者数とネット売却者数が全く同じであることを示し、50を上回った場合は、購入者数が売却者数を上回った事を示しています。
12月の金投資家インデックスは、58.3と前月11月の56.5を上回るものでした。これは5ヶ月連続の上昇であり、2011年12月以来の高い水準となりました。
なぜ、この指標が重要なのでしょうか。金は、経済学者ケインズが金本位制度を「蛮人の詩」“a barbarous relic”と呼んだ時代から、過去10年間に他の主要投資資産を上回る収益率を生み出す資産となっているのです。そして、金融危機以来多くのメディアで取り上げられています。そのため、多くの貯蓄者や投資家にとって、興味深い市場であるのです。
そして、金投資が金融市場への消費者心理を表現するものであるために、個人投資家が利用する、世界最大のオンライン金地金現物市場を運営するブリオンボールトがまとめている金投資家インデックスは、その時点の個人投資家が感じている経済環境を強く表す指標であると言えるのです。
ブルームバーグにおいて、12月のこの指標についてレポートされると共に、ブリオンボールトの顧客の90%が、ユーロ圏、北米、英国に居住していることが言及されています。2012年は、米国株式市場が13%上昇するなど、西欧の伝統的な投資資産が比較的収益を上げる年となりました。しかし、そのような状況下でも、この地域の個人投資家は、経済の先行きに引き続き懸念を持っていることが、この指標が表しているといえるのではないでしょうか。
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資産保護のために金の購入をお考えですか。金の調査団体であり、金現物市場を開拓しているワールドゴールドカウンシル(WGC)が資本参加をし、一般投資家へそのサービスを推薦している、オンライン金取引において世界一の実績を持つブリオンボールトでは、日本のお客様にスイスでの金保管サービスを提供しています。




