欧州議会経済通貨委員会が、クリアリングハウスで金を担保として利用することを承認
ウォールストリートジャーナルが25日、欧州議会経済通貨委員会が、クリアリングハウスで金を担保として利用することを承認したことを伝えた。
欧州議会経済通貨委員会は、全会一致で先を承認し、この提案は、7月に欧州議会と欧州理事会へと提出される。
金を担保として金融取引を行うことは、2009年10月にシカゴ先物市場(CME)グループが、現物金を証拠金の支払いに利用することを承認したことから始まり、2010年末には、インターコンチネンタル取引所(ICE)が欧州では初めて取り入れた。
今年2月には、JPモルガン・チェースもまた、銀行としては初めて、金融取引において金現物を担保として利用することを受け入れることを発表している。
ロンドンを拠点とする決済機関であるLCHクリアネットは、規制当局の認可が下りれば、今年末までに金を金融取引の担保として取り入れることを予定している。
ワールドゴールドカウンシルが今月19日に発表した最新金レポートによると、中央銀行など公的分門は今年1-3月に129トン買い越している。これは、新興国を中心に外貨準備を分散化する目的で金を買う動きが続いているためである。
金鉱および貴金属投資関連ニュースを提供するwww.mineweb.comによると、昨年の国際決済銀行によるドルと金のスワップを含む、昨今の金を金融取引の担保として利用する動きは、中央銀行が金を通貨として取り扱うことが実質的に承認されているものとも考えられているとのこと。そのため、金を外貨準備として備蓄している中央銀行においては、暗黙的には金の担保資産としての利用が承認されているとも考えられると伝えている。
伝統的に、担保資産として利用されてきた欧州国債は、ソブリンリスクへの懸念から、その信用レベルが低下している。
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