2016年3月14日東京: マイナス金利で金投資への関心が高まってきていることを、日本最大手地金商田中貴金属と、ブリオンボールトにおけるデータとコメントを取り上げ、ブルームバーグ日本が解説しています。
ここでは、金が1グラムあたり5000円を超えたにもかかわらず、田中貴金属の購入者数が売却者数を上まったとし、日本銀行がマイナス金利を導入して以来、金投資への高まりを感じているという田中貴金属のコメントを紹介しています。
また、田中貴金属の顧客の中にはマイナス金利の導入によって銀行に預金を預けておくと手数料を取られると勘違いしていたり、戦後に国が実施した預金封鎖の経験に通じる不安を感じて来店した高齢の顧客もいたとも伝えています。
そして、ブリオンボールトのデータも、「2月に金を購入した新規顧客数は過去1年間の平均の約2倍に急増。金相場が急落した13年4月以来の高い水準」と紹介し、「マイナス金利や英国のEU離脱のよ うな政治的リスクへの懸念が資金運用業者を再び金へと向かわせている」とブリオンボールトのリサーチ主任エィドリアン・アッシュのコメントを取り上げています。
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