2010年1月7日 ロンドン: 2009年には現物金価格は26%の上昇となり、過去最高値を記録したのみではなく、金は過去10年間で最良の投資商品であったことを立証しました。
CNBCのStrictly Money Showにおいて、ゲストとして招かれたBullionVaultのリサーチ主任のエィドリアン・アシュは、過去10年間になぜ金が他の投資商品に勝ったかということ、またそれに加え、2010年とそれ以降の市場動向予測について問われ、 次のように答えました。
「2010年を語る際に、2つの点に注目する必要があります。それは、低いもしくはマイナス金利、そして投資家が考慮するであろう、現物資産や証券などの他の競合投資商品から得られる利益です。」
2010年の価格予測をすることを避けたうえで、「個人投資家が金に望むことは、債権不履行のリスクから逃れることです。これが全てを物語っています。これをエコノミストのNouriel Roubiniのような人々は、理解していません。それがゆえに、金価格が過去10年間でインフレーション率が高くないにもかかわらず上昇し続けていることを理解しかねているのです。」
「これは、金はデフレーションのヘッジ効果もあるためです。それは、金を直接所有することにより、債務不履行のリスクを持たない、カウンターパーティのない資産を保有することとなるのです。」
CNBCのインタビューこちらでご覧いただけます。