2015年3月16日東京: 金銀取引のオンラインサービスを手がける英ブリオンボールトと提携し、独立系投資銀行のドラグーンキャピタルが、個人投資家になどを対象に金の地金売買を仲介する事業に乗り出すことが、ブルームバーグによって取り上げられました。
ここでは、インターネットを通じて24時間取引が可能な円建ての金地金売買サービスが5月下旬に始められるとし、金地金の現物を取り扱う円建て取引市場は世界初と紹介されています。
ここで、ドラグーンキャピタルの宇田修一最高経営責任者(CEO)の「低金利の時代に代替資産として金への投資は大きな需要が見込める」というブルームバーグとのインタビューでのコメントが取り上げられ、円建ての取引であることから為替変動のリスクを回避でき、機関投資家同様の安い手数料で取引ができ、24時間取引が可能であるために主要経済指標で相場が動く米国時間帯の取引も可能となるメリットが言及されています。
また、ブリオンボールトの日本市場責任者のホワイトハウス佐藤敦子の「デフレ脱却のために未踏領域に足を踏み入れている日銀の金融政策が続く中、自国通貨の価値が下がる懸念などから日本の金需要が今後増加する可能性はある と考えている」という指摘と、ドラグーンキャピタルとの提携によって「日本の顧客に、より充実した形でブリオンボールトのサービス提供が可能になる」というコメントも引用されています。
この記事全文は、下記のリンクでご覧いただけます。