2014年6月13日ロンドン: 今年夏までに、ロンドン銀値決めの新たな方式を見つけなければならない現状をレポートするウォール・ストリート・ジャーナルの記事で、ブリオンボールトのコメントが取り上げられました。
120年以上続いてきた現在の値決め方式が、現行の値決めメンバーが撤退するために8月半ばに終了することから、世界の金・銀専門市場を取りまとめるロンドン貴金属市場協会が、提案された新方式を「絞り込む」と、ウォール・ストリート・ジャーナルが伝えています。
ブリオンボールトを含む、金鉱会社、精錬会社、配送業者、ブリオンバンク等のロンドン貴金属市場協会の会員が出席する、6月20日に開催されるセミナーで、その絞りこまれた提案のプレゼンテーションが行われます。
「ロンドン銀値決めの新方式が成功するために必要なことは、現物取引のプラットフォームとして、市場参加者にいかに魅力的であるかということです。」と、ブリオンボールトのリサーチ主任エィドリアン・アッシュのコメントを取り上げています。
「値決め価格は、実際に取引されている価格であり、参考価格として作られたのではありません。そして、この価格が基準価格となったのは、世界で利用されているためであって、利用するために作り上げた価格ではありません。」
この新方式へ提案を行っていると既にメディアを通して発表しているのは、上場投信を運営するETF Securities、取引所のCMEとLME、そして通信社のトムソン・ロイターとPlattsです。
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