2011年12月25日東京: 金及び銀のオンライン所有サービスを提供するブリオンボールトが、本日、日本経済新聞社から発行されている週間投資金融情報紙で取り上げられました。この金融専門紙は、日経金融新聞を引き継いだもので、発行部数10万部を超え、個人投資家を対象としています。
インターネットで金地金を売買できる取引所を2005年に立ち上げた英国ベンチャーと、ブリオンボールトを紹介した上で、日本経済新聞社の欧州編集総局松崎雄典記者は、代表取締役であるポール・タスティンへ世界の金需要についてインタビューをしました。
金相場が下落していることからも、金相場の上昇は止まったのかとの問いに「金価格は過去13年のうち12回、年間で上昇した。経済危機に適した投資先だ。欧州危機を背景に金利は低く抑えられ、貯蓄のある人は高利回り商品を求めるか、信用リスクのない金に、資金をもっと振り向けるようになる。2012年も金価格の上昇傾向は続くだろう。」とポール・タスティンは答えました。その上で、今後の金の需要へ影響を持つ要因として「金の需要がここ10年で急増した中国経済が低迷するようだと予測は難しくなる。」と言及しました。
顧客の動向についても問われ、「イタリアやフランスを中心に欧州の顧客が目立って増えている。資産を失いかねないと危惧する個人が買っている。....金融危機前まで勧誘しても笑うばかりだった銀行員が最近は顧客になっている。」と続けました。
そして、2012年の市場の動向として「中国では民間貯蓄の2%が金に向かっている。インドでも投資が拡大している。各国の中央銀行も金を抱えており、欧州中央銀行の保有量は増加に転じた。これが世界の趨勢だ。」と締めくくっています。
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