Jiji Commodity: 〔ＮＹ金分析情報〕買い一巡で伸び悩む＝中東情勢には警戒感

2024年10月2日東京：前日に中東の紛争への懸念が高まり安全資産として金が購入されたことを伝える、時事通信社のコモディティー市場を中心としたニュースサイトJiji Commodityで、ブリオンボールトのリサーチダイレクターのエイドリアン・アッシュのコメントが紹介されています。

ここで、イスラエルがレバノンのイスラム今日シーア派組織ヒズボラ最高指導者ナスララ氏を殺害し、18年ぶりにレバノンへの地上侵攻を開始しる中、イランがイスラエルへ弾道ミサイルを発射し、紛争が泥沼化していることを伝えると共に、スイス国立銀行（中央銀行）が今年3度目の利下げを行いマイナス金利の可能性を否定しなかったこと、ゴールドマンサックスが2025年の金価格見通しをトロイオンスあたり2900ドルへ上方修正したことなどを伝え、エィドリアンのコメントを次のように紹介しています。

長期投資家の利益確定の現物売りを上回る、先物・オプションを通じた新規投資家の買いが、金相場を押し上げる構図を指摘。米英では同社の新規投資家が増加しつつあり「投資家が短期的な不確実性への不安を高めている」と分析した。

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